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誇り高き職人が生んだ
「薫り高きビール」の味

Info | 2012.04.11

TRANSITドイツ号でも紹介したクラフトビールの雄、コエドビール。
初めて出会ったのは、コエドの地元・川越のビアバーでのこと。
1月で、底冷えのする寒い日だった。

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今、思い返してみれば、初めて飲んだコエドは、
このビールカンパニーのアイデンティティーと言っても過言ではない「紅赤」。
深い赤に彩られたパッケージのデザイン、ほんのりと甘い薫り、そして、コクのある味。
なんだか心にぽっと灯をともすようなあたたかさが身体の芯に残った。

今回、そのコエドビールが新しい味の商品をリリースすると聞いて、
発表会に行ってきた。

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今回リニューアルされたのは、5つのビールのうちの「伽羅」。
この銘柄により強いキャラづけがされたのだという。

実際に飲んでみて、「たしかに」と納得できる驚きがあった。
一口飲んだ瞬間、喉から鼻にかけて広がったのは白葡萄の薫り。
素人の自分にも、はっきりとわかるぐらいに個性的な味わいでありながら、
ビールとしてのすっきりとした切れ味はまったく損なわれない。

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「納得がいくまでは世に出さなかった」という朝霧重治社長の言葉を思い出しながら、
今宵、工場のある埼玉から来てくれた職人二人に話を聞いた。

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「今回は、一つの区切りとしてビールを出しました。
でも、次は今よりももっといいものが作れるようという思いは持って、
努力を続けていきます」。
小谷野宏(写真右)さんは、来場者に新「伽羅」をふるまいながらそう話してくれた。

植竹大海さんは、「最初は自分が飲みたい個性的なビールを作って、
誰もが毎日でも飲めるような調和の取れたものにだんだんと仕上げていく。
今回も、最終的にみんな『これで行こう』と合意するまで、
ビールのバランスを磨き上げていきました」と、創作の秘密を教えてくれた。

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日頃、裏方としてビール造りを続ける職人達にとっては、
新作の発表会は晴れ舞台。
よりおいしいビールのために日々努力をする覚悟を決めた彼らは、
明日からまたあてのない旅に出る。


COEDO 伽羅-Kyara- リニューアル新発売
日時:5/1(火)
原材料:麦芽、ホップ
値段:瓶(333ml )、缶(350ml)ともに¥280(税込)