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上野・国立科学博物館にて
甘美な『チョコレート展』 開催中

Info | 2013.01.17

食べものの産地を意識したり、どのように原料が育てられたかを知ることは、
今では常識といえるだろう。また、大人の工場見学の人気ぶりが示すように、
食べものをはじめ、ものが生まれる場所や過程に対する注目度はいまだ高い。
そんな風潮も追い風に、「チョコレート」とその周辺文化を
さまざまな角度から紹介する展覧会が人気を博している。
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チョコレートのとりこになる人は、数限りなくいるが、
この悪魔的な魅力をもつお菓子が、実際はどのようにしてできあがるのか、
知っている人はそれほど多くないはずだ。

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この展示では、原料のカカオ豆がどのような手順を介して、
チョコレートへと変化するのかを、文字通り"体験"できる。
解説を読んで、頭で学ぶのではなく、もし自分がカカオ豆になったらという設定で、
強風にあおられたり、熱風を受けたりと
その工程を体で直感的に学べるのが面白い。


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そのほか、ヴィンテージのパッケージや彩り豊かな中世の陶器、日本における往年の広告など視覚的にもおいしい展示が目白押しだ。もちろんケースいっぱいに取り揃えられた、宝石のようなチョコレートの数々には、うっとりしてしまうだろう。

大好きなものほど、深く知りたくなるのは当たり前のこと。チョコレートの一生をかいま見つつ、かつての食べ方や効能、価値など、チョコレートのさまざまな顔を知ることができる。チョコレートの新しい一面を知って、食べるときにまた一つ楽しみが増えること、請け合いの展覧会だ。


「チョコレート展」

会場:国立科学博物館(東京都台東区上野公園7-20)
会期:2013年2月24日(日)まで
開館時間:午前9時〜午後5時(金曜は午後8時まで)
※入館は各閉館時刻の30分前まで
休館日 : 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
入場料:◆一般・大学生 1,400 円 ◆小・中・高校生 600 円