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「奄美・琉球」号を少しだけご紹介
(発売しました!)

Info | 2016.11.18

特別編集号「美しき奄美・琉球」が発売中です。
海外の特集が多い我々ですが、今回は珍しく一冊まるごと日本をとりあげてみました。

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奄美・琉球とは、九州とお隣・台湾の間に弧を描くように島々が連なるエリア。なかでも今号では、鹿児島県の奄美大島、徳之島、沖縄県のやんばる(北部)、西表島にスポットをあてました。奄美・琉球には魅力的な島々が数多あるのになぜこの4つ?とお思いかもしれません。そのわけは、この4エリアが世界自然遺産候補地として選ばれているから。(ユネスコの審査などがうまくいけば、2018年には日本で5つ目の自然遺産に!)脅威的なまでの自然や生物の多様性は、世界に誇るべき日本の宝です。

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まずは奄美・琉球の地理や生態系の魅力が3分でわかるMAPページ。このエリアがなぜすごいのか?というのを、地理的・生物学的・データ的に掘り下げています。

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そしてこの4エリア、「ざっくり日本の南国でしょ」というイメージもいやいや勿体ない。島にはどれも強烈な個性が潜んでいます。長い間海で隔てられていましたからね。MAPの次にある歴史ページが、違いの成り立ちを読み解くヒントとなってくれます。

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冒頭であげた自然遺産登録の要ともなっているのが「生物多様性」です。簡単にいうと、いろいろな動植物がひとつの場所で生息しています、ということなんですが、奄美・琉球はその種類の多さが半端じゃありません!ヤンバルクイナやイリオモテヤマネコは有名ですが、その他にも希少種・絶滅危惧種が多数。世界の生物学者や植物博士、昆虫マニアなんかにとっては垂涎のフィールド、ということです。それを、そもそも生物多様性って何?というところからイラスト図鑑にしてみました。素敵なイラストは白尾加奈子さん。

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同じ日本人の食事でも、沖縄料理は食材や味付けが独特。加えて、ここ10年ほどで、沖縄食材は長生きの秘訣としても注目されてきました。"長寿の里"として有名なやんばるの大宜味村(おおぎみそん)に住む元気なおばぁたちの食卓を尋ねてリポートしたのがこちら。自然の恵みや古来の知恵を大事にした暮らしぶりはもちろん、半分くらいは理解できない(!?)おばぁのうちなーぐち(沖縄の方言)も愛おしくて、ぐっときますよ。

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第2特集は「マジカル・ミステリーツアー in 奄美・琉球」。その土地土地のヘンテコな要素だけを集めたページで、編集部では「エキセントリック系」と呼ばれる定番企画です。島だから残った摩訶不思議な風習・伝説、奇祭や妖怪、現代の仰天ニュースなど、ユニークなコンテンツ目白押しです。

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奄美・琉球にゆかりのある人には、その思いを手紙にしていただきました。作家のしまおまほさん、音楽ユニットカサリンチュのおふたりからはそれぞれ奄美に。歌手のUAさん、そして料理研究家の根本きこさんからはやんばるへ。自身のおじいちゃん、子ども、島の自然......手紙が向けられた相手はさまざまですが、4人の島との心の繋がりが垣間見えます。

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我々としては結構珍しいケースですが、巻末にはトラベルガイドをつくりました。旅先ではローカルのオススメが一番!というのが信条ですが、とくに島では地元に特化した店ほどとんでもない出会いが待ち構えていたりして、アタリの確率が高い気がします。なので、地元の人のおすすめだけを集めてみました!

このあとも、少しずつですが現地取材の裏話などもしていきますね。本誌未掲載の写真もあるのでお楽しみに。

*奄美・琉球号は全国書店、amazon楽天ブックスなどで発売中です