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フランソワ・アラリー × 鈴木親
『Dessins érotiques』が刊行

Info | 2017.09.15

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フランス人イラストレーターのフランソワ・アラリーと
日本人写真家の鈴木親によるコラボレーションブックが発売中だ。

フランソワ・アラリーは、これまでも「フランスー日本」をテーマに
作品を制作してきた。その第三弾目となるのが本書である。
第一弾では、編集者のエレン・フライスとパートナーであるオフェリー・クレールと共に
フランスと日本の墓地をテーマに写真とドローイングを融合させた『Le cimetière』を、
第二弾では、フランス人作家クロエ・ドゥロームと共にフランス語と日本語で書かれた
不可解なジョークで構成された『Vous aimez beaucoup voyager』を手がけ、
翻訳の問題に焦点を当てるなど、異なる切り口で日仏の交差を照射してきた。

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最新作では、フランソワ・アラリーが日本のアートにおけるエロティシズムの重要性と、
エロティシズムに対するフランスと日本の感覚の違いに着目したことをきっかけに
制作がスタート。
モデルの肌に直接ドローイングを施し、その様子をライブで撮影するという
ライブペインティングシューティングのような実験的なアプローチを取り入れた。
ペインティングを施された裸の女性をホテルの一室で撮影したモノクロ写真と、
ちいさな裸の女性のキャラクターのドローイングという対照的なイメージが
ランダムに入り混じり、不思議なイメージが紡ぎだされている。

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一冊を通して、コマ送りのように展開するライブ感のある仕掛けは、
日仏のエロティシズムの在り方を見る者の根源的な部分に訴えてくる。

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『Dessins érotiques』
イラスト:François Alary
写真:鈴木親
出版社:Les éditions du cimetière(2017年刊)
判型:ソフトカバー / 64ページ / 205 x 250 mm / モノクロ
500部限定発行
販売価格:2,500 円(税別)
書籍についての問い合わせ;twelvebooks


François Alary(フランソワ・アラリー)
1982年、フランス生まれ。イラストレーター。黒と白のドローイングで構成される作品は、しばしばいくつかの言葉を用いて、ユーモアのセンスも表現している。2004年にパリでブランド、Dévastéeをオフェリー・クレール(Ophelie Klere)と共に立ち上げ、ファニーな墓地のイラストを描く。2013年には、自身の出版社「Les éditions du cimetière」を設立し、イラスト集の制作に尽力中。

鈴木親(すずき・ちかし)
1972年生まれ。1998年渡仏。雑誌Purpleにて写真家としてのキャリアをスタート。Purple、i-D、Hobo、IANN、honeyee.com、commons&sense、Libertin/DUNE等の国内外の雑誌から、Issey Miyake, Toga, cebit, GUCCI等のコマーシャルを手がける。よしもとばなな著の「どんぐり姉妹」(2011年、新潮社)での撮り下ろし、KOHH、水曜日のカンパネラジャケ写等。


「François Alary, designer of Dévastée × 鈴木親トークイベント
〜ドローイングと写真でアプローチする、フランスと日本のエロティシズム〜」

日時:9/26(月)19:30〜21:00
場所:代官山蔦屋書店1号館2階イベントスペース

フランソワ・アラリー&鈴木親によるサインセッション
日時:10/6(金)19:00〜20:00
場所:THE TOKYO ART BOOK FAIR 2017(twelvebooksのブース内)