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『TRANSIT38ベトナム特集』
発売記念イベントを終えて

Info | 2017.12.20

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12月18日(月)発売の『TRANSIT38 ベトナム特集』、
同日に開催された発売トークイベント@代官山蔦屋書店も無事終了しました。

トークのテーマは「ベトナムの5つ星タウンはどこ?」
中国文化が色濃い北部にフランスの残り香漂う南部、と地域ごとに雰囲気ががらっと変わるベトナム。今号の取材で異なる都市へ赴いた作家・小野正嗣さん、写真家・濱田英明さん、本誌編集長・林 紗代香が登壇し、それぞれが体験した都市の魅力や旅模様を語りました。

来場の方には学芸大学のフードスタンド<Stand Bánh Mì>さんの看板メニュー、バインミーを。ベトナム南部のソウルフードを片手にベトナム談義がスタートです。

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かつてフランスの統治下にあった影響からフランスパンが用いられているバインミー。キュートなベトナム国旗はイベント限定の特別仕様!


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古都を巡るべく、フエ、ホイアン、ホアルーなど北部の地方都市を中心に駆け回った濱田さん。
初めての場所へ行くときは事前に情報をインプットしないようにするとのことで、ベトナム初訪問である今回も、なにも調べず取材へ。観光地でも裏に入れば特有のゆったりとした時間が流れているのが印象深かったそうです。

一方、フランスの気配を探しにホーチミンとハノイの二大都市を巡った小野さん。仏学者ということもあり、今回は4年振り3度目のベトナム訪問でしたが、急速な経済成長による街の変貌ぶりに驚きを隠せなかったといいます。


トークの中で度々盛り上がったのは、とにかくベトナム料理が美味しいという事。毎日フォーを食べていた濱田さんに、教えてもらった店が美味しすぎて再訪したという小野さん。一心不乱にベトナム料理を楽しむお2人のオフショットもお披露目。食をテーマに取材した林とともに美味しかったメニューを報告しあうなど、日本人の舌にも馴染みやすい優しい味は、登壇者3人の胃袋もがっしりと掴んだようです。


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小野さんと濱田さんの繰り出すしゃべくりに、会場は終始、和気あいあいとしたムード。取材の裏話や思い馳せた感情など、誌面では掲載されていないこのイベント限りのエピソードが盛りだくさんでした。イベント終盤には現地を何度も訪れるプロフェッショナル<ベトナム航空>さんも参戦。フーコック島を始めとしたおすすめスポットを紹介していただき、5つ星タウンを選ぶべく相談したものの......うーん、結局どこも捨てがたい、と決めかねる皆々でした。

ベトナム情緒に満ちた1時間半はあっという間に過ぎ、無事閉幕。最後はお2人のサインを求めて長蛇の列となりました。ご来場いただきました皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。

登壇していただいた小野さん、濱田さんの旅のつづきは
『TRANSIT38号 ベトナム 懐かしくて新しい国へ』でぜひ。


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■登壇者プロフィール

小野正嗣(おの・まさつぐ)
大分県生まれ。作家、フランス文学者、翻訳家。『水に埋もれる墓』で朝日新人文学賞、『にぎやかな湾に背負われた船』で三島由紀夫賞、13年早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞、『九年前の祈り』で芥川賞受賞。現在、立教大学文学部文学科文芸・思想専修教授を務める。

濱田英明(はまだ・ひであき)
兵庫県淡路島生まれ。大阪在住。35歳でデザイナーからフォトグラファーに。自身の子ども撮影した写真集『Haru and Mina』を台湾で出版。透明感と光溢れる写真を撮りつづける。『KINFOLK』『FRAME』『TRANSIT』などの国内外の雑誌、広告で活躍。

林 紗代香(はやし・さよか)
岐阜県生まれ。雑誌『NEUTRAL』の創刊時より参加。その後いくつかの雑誌を経て、『TRANSIT』へ。旅する女性に向けた『BIRD』の編集長も務め、現在は『TRANSIT』編集長に。趣味は世界の少数民族の村めぐり、温泉、登山、舞台鑑賞、ギター弾き。

協賛:ベトナム航空