TRANSIT /  Info  / here

現代美術が結ぶ日本とキューバ
「近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術展」
帰国展が開催

Info | 2018.05.28

_DSC0651.JPGグレンダ・レオン
《Air from Tokyo》2017

最新号、TRANSIT39号で総力特集したキューバ。スペイン統治からの独立、革命を経て社会主義国家となったこの国における芸術は、まさにキューバの自我と自由を模索し体現したものであった。そんな、本誌アート特集内でも紹介した現代アーティストたちの作品を間近で体感できる展覧会、「近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術展」が東京・スパイラルガーデンにて6月6日(水)〜6月17日(日)まで開催される。

本展は、国際交流基金(ジャパンファウンデーション)主催の元、日本・キューバの芸術交流の発展を目指し、今年の3月〜4月にキューバ・ハバナ市内のウィフレド・ラム現代美術センターで開催されていた「近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術展」の展示を再構築した帰国展であり、会期中は日本・キューバ両国のキュレーター・アーティストによるトークイベントも開催される。

_DSC0608.JPGレアンドロ・フェアル
《Life already changed》2017


_MG_3967.jpgレニエール・レイバ・ノボ
《Untitled(military and civilians)》2018

「距離」をテーマに掲げる本展では、日本とキューバ、二国の現代美術を介した交流を通じ、物事・事象の近さや遠さとは何かを問う。世界中の美術ファンから注目を集めるキューバ人アーティストたちの洗練された表現、文化的な成熟度によって感じる近さ。そしてまるで時間が止まったような街並みや社会・政治体制の違いから感じるこの国の遠さを、この展覧会で垣間見られるのではないか。

_MG_3994.jpgミヤギフトシ
《ロマン派の音楽》2015


_DSC0677.JPG毛利悠子
《polar-oid(o)》(白くまと感光紙)2018

この場所で交差する現代を生きる二国の作家たちの表現と、一様に捉えることができない近さと遠さ。実際に足を運び、作品を目にし、表現者たちの声に耳を傾けることで、物事の距離を測る物差しが変わるかもしれない。


「近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術展」 帰国展
会期:2018年6月6日(水)〜6月17日(日) 11:00〜20:00
※ただし、6月6日(水)は18:30まで
会場:スパイラルガーデン〔スパイラル1F〕 入場無料
住所:東京都港区南青山5-6-23
主催:国際交流基金

■アーティスト・トーク
日時:2018年6月8日(金)18:30〜20:30 (開場18:00〜)
会場:国際交流基金本部 2 階 ホール[さくら]
住所:東京都新宿区四谷 4-4-1
モデレーター:岡田有美子(インディペンデント・キュレーター)/服部浩之(インディペンデント・キュレーター)
ゲスト:グレンダ・レオン/ホセ・マヌエル・メシアス/レニエール・レイバ・ノボ/レアンドロ・フェアルほか
言語:日本語・スペイン語(通訳あり)
定員:100名/参加無料/要予約、詳しくはこちらまで

■キュレーター・トーク
日時:2018年6月9日(土)15:30〜18:00 (開場15:00〜)
会場:特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
住所:東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山 B-403
ゲスト:岡田有美子(インディペンデント・キュレーター)/服部浩之(インディペンデント・キュレーター)/アベル・ゴンサレス・フェルナンデス(インディペンデント・キュレーター)/ブランカ・ビクトリア・ロペス(ウィフレド・ラム現代美術センター キュレーター)
言語:英語(通訳なし)
定員:25名/参加無料 ※別途ドリンク代 / 要予約、詳しくはこちらまで