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夏休みの計画はもう立てた?
ー映画と音楽に浸るキューバ編ー
『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』公開!

Info | 2018.07.18

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© 2017 Broad Green Pictures LLC

何が人を旅へと駆り出すのだろう。その理由を挙げだしたら枚挙にいとまがないけれど、映画や音楽から影響を受けて旅に出る人も多いのでは? 夏休み、まだ旅先が決まっていないという人は、まずこの映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』を観てみては。

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© 2017 Broad Green Pictures LLC

キューバを旅した際に、地元の老ミュージシャンとセッションをしたアメリカの著名ギタリスト、ライ・クーダー。その後、彼の呼びかけで、メンバーがキューバ各地で散りじりになっていた伝説のビッグバンド「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」が一堂に会すことに。彼らの魔法の即興セッションが収録されたバンドと同名のアルバムは、ワールド・ミュージックのジャンルとしては異例となる400万枚を売り上げて、世界に驚きと至福のセンセーションを巻き起こしました。1999年に公開されたヴィム・ヴェンダース監督の長編音楽ドキュメンタリー『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』は社会現象となり、世界中が彼らの人柄と音楽に恋に落ちました。

7月20日(金)、世界を熱狂の渦に巻き込んだあの日から18年の時を経て、彼らの"その後"を収めた続編作品『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』が公開となります。初代メンバーが高齢化して、グループによるステージでの活動に終止符を打つことを決めたブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ。そのアディオス(=さよなら)世界ツアーを収録した本作。前作同様、伸びやかな歌声、思わずステップを踏みたくなるようなリズム、老練のテクニカルな演奏を聞くことができます。今回の作品で注目すべきは、各バンドメンバーの個人史が丁寧に描かれていること。それは同時に、激動のキューバの歴史を紐解いてゆくことにもつながります。1902年、スペイン・アメリカ戦争でアメリカが勝利したことをきっかけに、スペインから400年ぶりに独立を果たしたキューバ。事実上、アメリカの植民地と化して、貧富の差が拡大していった面もあり、アメリカの影響を受けてショービジネス全盛期も迎える。しかし、1953年のキューバ革命で社会体制も音楽業界もがらりと転換してしまう。時代に翻弄されながら、音楽で成功を掴んだもの、そうでなかったもの。それぞれのミュージシャンの生き様が、名演奏とともに描かれていきます。

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© 2017 Broad Green Pictures LLC

あなたもこの『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』を見たらきっとキューバに恋をするはず! TRANSITでも、 39号において、社会主義というヴェールに包まれたカリブの楽園、キューバを総力特集しました。 アメリカとの国交回復で今の暮らしや風景が失われてしまうかもしれない......そんな岐路にたつキューバの様々な「今」を切り取りました。

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©KOSUKE ADACHI
歌、踊り、音楽をこよなく愛すキューバの人びと「カリブの太陽とアフリカのリズム」では民族舞踏団を追いかけた。

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©SAYAKA YAMAGUCHI
「なんでもない日々」ではキューバを生きる人たちの日常、等身大の姿を収めた。

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Wi-Fi環境が不十分なキューバで大いに活躍してくれること間違いなしの小冊子「ハバナガイド」付き

肌を焦がすような南国の陽射し、渇きを癒やすモヒート、深く香る葉巻、そして街のいたるところから響いてくる軽快な音楽。ラテンの情熱的なリズムに身を投じてみるのもアリ! この夏は、日本もアツいけどキューバもアツい !?(TRANSIT39号でも特集しているし!) まずは劇場に足を運んでみてください。その足で......さぁ、この夏どこへ行く?


『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』

◼︎公開日 7月20日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開

◼︎予告編:https://youtu.be/j4P4AzK_vmw

製作総指揮:ヴィム・ヴェンダース 他   監督:ルーシー・ウォーカー
出演:オマーラ・ポルトゥオンド(ヴォーカル)、マヌエル・"エル・グアヒーロ"・ミラバール(トランペット)、バルバリート・トーレス(ラウー)、エリアデス・オチョア(ギター、ヴォーカル)、イブライム・フェレール(ヴォーカル)
配給:ギャガ © 2017 Broad Green Pictures LLC