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54歳差の友情を描いた
ハートフルなロードムービー!

Info | 2018.09.18

すっかり涼しくなって秋の訪れを感じる今日この頃。そんな芸術の秋にぴったりのハートウォーミングなドキュメンタリー映画が公開されました。

カンヌ・アカデミー両賞で名誉賞を受賞した女性映画監督アニエス・ヴァルダ、87歳。そして大都市から紛争地帯まで様々な場所で、現地の人びとポのートレートを貼り出すアートプロジェクトで知られるアーティストJR(ジェイアール)、33歳。(撮影当時の年齢)。パリで出会った54歳差のふたりが、フランスの片田舎を旅しながら出会った人のポートレートを撮って、その顔を作品として町に残していくロードムービー『顔たち、ところどころ』。アカデミー賞にもノミネートされ話題になっている本作が、ついに日本に上陸!

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アニエスは都会派なJRを田舎に連れ出そうと、写真スタジオ付きトラックで旅しながら映画を撮ることに決めます。旅の条件は「計画しないこと」。廃墟の村でピクニックをしたり、炭鉱労働者の村に住む女性の家に作品を描いたり、港湾労働者の妻たちの顔を撮影したり、さまざまな人とふれあいながら旅をする。

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息のあったふたりだけど、時折トラブルも。サングラスを絶対に取ろうとしないJRに、素顔を見せてほしいとアニエスがやきもきしたり、年老いたアニエスの目がだんだん見えなくなってきたり......。それでも、時に歌い、笑いあいながらでこぼこなふたりは旅を続けていきます。

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アニエスは「人と出会い顔を撮ること。」という願いを叶えてくれたJRに何かお礼ができないか、とあるプレゼントを画策するのですが...。

ふたりが目を止めた、市井のなんでもない人びとのエピソードも、クセがたっぷりでいかにもフランス人らしくて、思わず笑みがこぼれます。アーティストである二人がアイデアを出し合いながら撮影した美しい映像と、50歳以上も離れたふたりの互いを思いあう気持ちにほっこりする作品。

たまには目的地を決めないで旅をするのもいいなあと思ってしまうほど、予想外の展開にわくわくしっぱなし!映画『顔たち、ところどころ』は、UPLINK渋谷ほか全国で順次公開です。
愉快であたたかな行きあたりばったりの旅に、あなたもわくわくしてみませんか?


映画『顔たち、ところどころ』
公開日: 9/15(土) 〜
劇場:UPLINK渋谷、新宿シネマカリテ、シネスイッチ銀座、ほか全国で順次公開

脚本・監督・出演:アニエス・ヴァルダ、JR
2017年/フランス
字幕翻訳:寺尾次郎 
配給・宣伝:アップリンク
©Agnès Varda-JR-Ciné-Tamaris, Social Animals 2016