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NY号がついに発売!
中身を少しだけご紹介!
ー取材編ー

Info | 2018.09.13

9月14日(金)、ニューヨークを特集したTRANSIT41号がついに発売です。

旅先やビジネスの場として、日本人にも馴染みが深いニューヨーク。洗練された大都市のイメージとは裏腹に、人口の増加、物価の高騰、異人種・民族間の摩擦など、当地に生きる人はさまざまなストレスを抱えて生活してきました。そこに、差別主義的で拝金主義的なトランプ政権誕生という新たな問題が加わり、事態は一層複雑化しています。今回取材班は、ニューヨークという街、そしてそこに生きるニューヨーカーたちのリアルな「今」の姿を追いかけました。

スタートは、ニューヨークで出会った10人ポートレイト。写真家・森嶋一也さんが現地で目を引いた人に声をかけ、撮影し、日常について話を聞きました。年齢、性別、そしてファッションも異なる彼ら・彼女らは、どんなことを考え、どんな暮らしをしているのか。これがきっと、リアルなニューヨーカー。自然な姿と本音を垣間見ることができます。

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©KAZUYA MORISHIMA

本誌表紙の自由の女神を撮影してくれた写真家・奥山由之さんは、フードエッセイストの平野紗季子さんと共に、目まぐるしく変化するニューヨークの食事情を追いかけました。次々にオープンするレストラン、そして現れるスターシェフ。ニューヨークで「食べる」という行為を通じて、街のこれまでの歴史や現状、人びとの生き方や意識の変化について考えてゆきます。

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©YOSHIYUKI OKUYAMA

アートと言えば、ニューヨークに欠かせない要素のひとつ。ジャン=ミッシェル・バスキアやキース・ヘリングなどのスーパースターを輩出したストリートアートから、スタジオやギャラリー、美術館で展示されるものまで。独創的で強烈な作品の誕生は、ニューヨークという街柄とどのように関連しているのでしょうか。自らもアーティストとして活躍する大山エンリコイサムさんが、当地のアート事情や数々のムーブメントについて見解を語ります。

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©COLLIN HUGHES

移民たちをとらえた迫力のモノクロ写真は、アメリカのマイノリティを撮影している写真家・阪口はるかさんによるもの。文筆家の新元良一さんは、実際に出会い目にしてきた移民たちの強い生き方や、彼ら・彼女らがもつ祖国への思いについて綴ります。日本を離れてニューヨークで暮らす阪口さんと新元さん。同じく外から当地にやってきた「アウトサイダー」たちの、希望や困難に深く迫りました。
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©HARUKA SAKAGUCHI

男性よりも女性の人口が多いニューヨーク。ここは、タフに生きる女性たちが輝く街でもあります。得意分野を極め、自力で荒波を越えてゆく女性起業家たちを、フリーライターの小川知子さんが取材しました。ビジネス界ではまだまだマイノリティだからこそ、社会の構造に目を向け、周囲の人びとと向き合ってきた彼女たちの、繊細な着眼点や仕事に対する情熱はとても刺激的です。
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(C)OMI TANAKA

ニューヨーカーの間で今注目度が高まっているのが、マンハッタンからハドソン川沿いを北上したところにある「アップステート」と呼ばれるエリア。物に溢れ賑やかな生活に疲れた一部の市民は、癒しを求め、市外の小さな田舎町に居を移しはじめています。TRANSIT編集部は、"憧れの大都会"を離れ、新しい生活を始めた人びとに会いに行きました。緑に囲まれたのどかな景色も、また「ニューヨーク」なのです。
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©SAYURI ICHIDA

TRANSITが捉えた、ニューヨークのいくつもの表情。そのどれもが、今の街の現実です。ぜひじっくりご覧ください!