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韓国・北朝鮮号がついに発売!
中身を少しだけご紹介!
ー取材編ー

Info | 2018.12.13

隣国である韓国と北朝鮮を特集した42号、ついに14日(金)発売です!
歴史的に日本と深いつながりがあり、政治・経済・カルチャーなど、さまざまな面で深く影響しあってきた朝鮮半島。そこにある2つの国のことを改めてよく知りたいと思い、完成させた一冊です。ここでは、現地で撮影した写真たっぷりで構成している取材ページの中身を少しずつご紹介します。

まずは韓国取材。旅先といえば圧倒的に首都ソウルが多いとは思いますが、「半島の南、見つけた멋」では、韓国第二の都市と呼ばれる南部の釜山から、海岸線沿いの統営(トンヨン)や麗水(ヨス)、内陸の光州(クァンジュ)、求禮(クレ)など、小さな町々を巡りました。取材班を迎えてくれた現地に住む人びとの温かさと、ゆったりとした心地よい時の流れが伝わってきて、またひとつ違った韓国の一面を発見できるはずです。

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©SACHIE ABIKO


「元気の源を探して」は、韓国の食にスポットライトを当てた旅。優しい甘さが疲れた体を癒し、ピリッとした辛さがパワーを与えてくれるコリアンフード。そんな食を生み出すエネルギッシュな市場や、伝統酒であるマッコリの醸造場を訪れたり、一般家庭の食卓やキムチ作りを見せてもらいながら、韓国食の美味しさの真髄に迫っていきます。写真を見ているとお腹が空いてくる......!

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©YOICHI ONODA


次は、日本で世界で注目されている韓国ポップカルチャーを生み出すソウルの若者たちに密着。新しいファッションを生み出すショップや、個性的なギャラリー、おしゃれな人びとが集うカフェ、夜な夜な賑わうナイトクラブなど、ソウルで注目すべきスポットを教えてもらいました。東京のユースカルチャーと似ているようで、やっぱり独特!? 彼らのクリエイティブなエネルギーを誌面から感じてください。

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©PARK UI RYUNG


写真家の濱田英明さんは、写真集でもお馴染みの2人息子ハルとミナと一緒に、済州島へ。家族の旅の様子を写真におさめてくれました。済州島は韓国の人びとにも人気が高く、韓国のハワイともいわれている場所です。美しいビーチや豊かな緑、素朴な食事、のんびりとした空気......。そんななか2人の男の子が楽しそうに戯れ姿は、なんとも微笑ましくほっこりします。

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©HIDEAKI HAMADA


日本にも朝鮮半島をルーツにもつ人びとがたくさん暮らしています。「ルポ 川崎コリアンタウン」は、『ルポ 川崎』の著書であるライターの磯部涼さんが執筆。川崎で生まれ育った在日3世のラッパーであるbay4kさんの話をもとに、地区の歴史や現状を紐解いていきます。観光地的な面をもつ新大久保や鶴橋とは違い、もともと工場労働者の街である川崎のコリアンタウンは、もっとリアルに「人びとの生活」が存在しているのです。

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©MANABU NUMATA


後半は北朝鮮取材。「平壌にめぐる四季」をテーマにした企画は、何年にもわたり朝鮮半島を撮りつづけている写真家の菱田雄介さんが担当。ニュース映像でときどき目にすることはあるものの、謎につつまれている北朝鮮の人びとの暮らし。写真からは、元気いっぱいに春を満喫する女生徒や、海水浴場や遊園地ではしゃぐ子どもたちの姿など、首都・平壌に暮らす人びとの日常を垣間見ることができます。菱田さんと現地の人との会話ややりとりも新鮮で、読み終わると、未知なる国のドアが少し開けたような気分になります。

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©YUSUKE HISHIDA


そして、最後は平壌を観光した佐藤健寿さんによる「北朝鮮革命狂詩曲」。平壌の街中をはじめ、大型プール、動物園や水族館、韓国の国境にある街・板門店など、さまざまなスポットを巡りました。世界中のあらゆる奇妙なものや場所をみてきた佐藤さんの目に、北朝鮮という国はどう映ったのでしょうか。国の一大イベントである迫力のマスゲームを撮った写真は必見です。

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©KENJI SATO


朝鮮半島を北から南までまるごと堪能できるTRANSIT42号。知っているようで意外と知らなかった隣国の姿が、そこにあるはずです。