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東京・神宮前の「FUCHISO」で
朝鮮王朝時代の伝統布
「ポジャギ」の美しさに触れよう!

Info | 2019.02.20

TRANSIT最新号 韓国・北朝鮮特集では「異邦人が見つけた朝鮮の美」と題して、海外から朝鮮を訪れた歴史的重要人物たちの言葉を紹介しながら、建築や民画、仏像など様々なものから「朝鮮の美」を浮かび上がらせています。P020-025_朝鮮の美意識.png
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その美しさのひとつに、女性の「針仕事」があります。伝統布「ポジャギ」は、日本でいう「風呂敷」のようなもの。ものを包んだり、日よけ布として身にまとったりすることができ実用的でありながら、白や生成りなど自然の色味を生かした美しさが魅力です。ポジャギの一種・チョガッポは、衣や寝具のはぎれをつなぎ合わされて作られており、儒教が重んじられていた朝鮮王朝時代の質素倹約の美徳が感じられます。

そんなポジャギを集めた展示会が東京・神宮前の「FUCHISO(フウチソウ)」で開催されます。実はフウチソウさんには誌面の撮影にもご協力いただきました。
UNADJUSTEDNONRAW_thumb_da20.jpegのサムネール画像


会場でそよめくのは、麻や綿の様々な大きさや模様のポジャギ30数枚ほど。いずれも李朝後期のアンティークのポジャギで、布のしなやかさであったり、光の当たり方によって変わる色彩の美しさを間近で感じることができます。気に入ったら購入も可。カーテンがわりに窓辺に飾っても、テーブルクロスにしてもよさそうで、現代的な生活にもよく馴染みそうです。

FUCHISOは世界中のつくりのよいものが集まった、アンティークショップ。各国に足を運び、買い付けを行っている小松綾子さんがオーナーです。会期中はポジャギ展をされていて、詳しくポシャギの説明をしてくれたり、買い付け旅の話をしてくれます。小さなお店のため少人数での訪店がじっくり物と向き合えるのでおすすめです。普段はお店の運営に加え、骨董市・イベントにも出店しています。 

朝鮮王朝時代では女性の社会的な制約が多かったなか、女性は針仕事を通して自由に表現することができました。そうやって、韓国・北朝鮮の手芸の文化が発展していった側面を、ポジャギを通して垣間見ることができます。

韓国・北朝鮮の美しさを象徴するもののひとつであるポジャギを、ぜひ会場でご覧ください。
 



ポジャギ展 vol.2 - 素色の風 -】
会期:2/23 (土) - 3/3 (日) *会期中 2/26(火) はお休み
会場:FUCHISO 
住所:東京都渋谷区神宮前3-7-4 2階
営業時間:12:00 - 18:00
*店内での写真撮影はお控えください