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ネパール特集号がついに発売!
取材記事を一部ご紹介します!

Info | 2019.03.14

鮮やかな衣装と女性の楽しげな笑顔が印象的な表紙の、TRANSIT43号ネパール特集が3月14日(木)に発売となりました。
今回は、取材班が出合った「愛しいネパール」の姿を少しずつご紹介。
名峰が連なる美しいヒマラヤ山脈、そして現地の素朴な暮らし、そして人びとの温もり......。「ネパールは注目していなかった」という人も、きっと面白さ、奥深さが見えてくるはずです。

まずはやっぱり、世界最高峰のエベレストを擁する "世界の屋根"ヒマラヤ山脈。一生に一度は間近で見てみたい! そんな思いで編集部は取材旅を敢行しました。舞台は、エベレスト登山のキャラバンが通る「エベレスト街道」。ルクラという村からスタートし、街道の半分ほどに位置する「ホテル・エベレスト・ビュー」までを8日間かけてひたすら歩きました。登山初心者でも十分に堪能した雄大な山、自然、山岳地帯に住む人びととの日々。今後の旅の参考になるかも!?

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©︎MINA SOMA


ネパールを東西に約1,700㎞横断する生活道グレートヒマラヤトレイル(GHT)を歩く旅をつづけているのは、写真家の飯坂大さん。ネパール山間部の魅力を発信しようと2014年に「GHT Project」を立ち上げ、ネパールに通った5年間の軌跡を綴っています。場所によって変わる風景、さまざまな人びととの触れ合い、そして2015年に起きたネパール地震の影響など、幾度も訪れているからこそわかる奥深いネパールを見せてくれます。

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©︎DAI IIZUKA


登山やトレッキングをするときに、ガイドをしてくれるシェルパ族。エベレスト街道を歩いていた写真家の阿部裕介さんは、山岳地帯に暮らし、山のことを知り尽くしたシェルパに強く心惹かれ、彼らが住む村々を訪問し撮影しました。人生をかけて山と密接に関わり合い、危険と隣り合わせで生活する人びとの日常や思いについて触れています。

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©︎YUSUKE ABE


阿部さんは辺境の地ニムディにも数年間通い、取材しています。つい最近まで少女奴隷制度があったといわれているこの地に暮らす、女性たちの現在の姿とは。ライ麦畑に囲まれた田舎村の風景と、阿部さんと女性たちとのピュアな交流に心が洗われます。

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©︎YUSUKE ABE


カトマンズから歩いて1週間かかるヒマラヤの奥地の秘境・ドルポを目指して旅をしたのは、小林昂祐さん。過去にもネパールを訪れたことがあり、ずっと「ネパール=ヒマラヤ」と認識していたと話す小林さんが出合った、ネパールの古き良き風景が残る"ヒマラヤではない"村の光景をお届けします。

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©︎KOSUKE KOBAYASHI


登山以外にも、ネパールの魅力はあります。ネパールの玄関口でもあるカトマンズ盆地にある町や村を巡ると、そこには建国以前に存在した王朝時代の風景が。盆地に暮らすネワール族が王朝時代に発展させた、「ネワール建築」と呼ばれる様式の寺院や王宮、民家が今も数多く残っています。取材班は、王朝があったカトマンズ、パタン、バクタプルに加え、サクーやダクシンカリなど、ネワール文化が色濃く残る小さな村も訪問。古えからつづくネワール族の暮らしを取材しました。

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©︎KAZUHO MARUO


そのほか、ヒマラヤの8000m峰に挑みつづける写真家・石川直樹さんや、ドルポ地方に通いつづける写真家・大谷映芳さんのページも必見です。

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©︎NAOKI ISHIKAWA

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©︎EIHO OTANI


取材班が見た素朴で美しい風景や、旅中に体験したことを、誌面を通してみなさんに共有できたら嬉しいです。TRANSIT43号で、ネパールを堪能してください。