TRANSIT /  Info  / here

初めてのスノートレッキングに編集部員が挑戦!

Info | 2019.04.17

都内では桜もピークを過ぎ、すっかり春めいている今日この頃。
スキーに出かけたのはついこの間のことなのに......冬を恋しく思っていた矢先、
雪で遊べるのは、スキー場でのスキーやスノボだけじゃないことを知った。
スノーシューという道具を足に装着して雪山を歩くというアクティビティ、写真では見たことがある気がする......。

そんな折、THE NORTH FACEが初心者の女性でも楽しめるツアーを開催してくれた。
訪ねたのは長野県と群馬県の県境にある高峰高原。
夏の登山すらしたことがなかった編集部員が、
同じように雪山歩きは初めてというシティーガールたちとともに
春先の雪山でのスノートレッキングに挑戦してきました。

P1011661.jpg

登山ガイドの渡辺佐智さんに教えてもらいながら、
まずはじめてのスノーシューを装着するところからスタート。
スノーシューはその平らな形状によって浮力を得ることで、
新雪の上でも埋もれることなくスムーズに歩くことができるようになる道具のこと。
思っていたよりも軽く、雪の上でもスイスイ歩ける。
69850023.jpg

初日であるこの日は、標高2000メートルの地点からスタートし、
標高2016メートルの高峰山の山頂を目指す。
ガイドの佐智さんに先導してもらいながら、
私たちは白雪におおわれた緩やかな上り坂を歩き始めた。


歩いていると、早速雪の上に動物の足跡を発見。
姿が見えなくても、同じ場所に野生の生き物が暮らしている気配を感じられる。
運が良ければ、いろんな動物の種類の足跡がクロスし、毛など痕跡が散らかっている様子を見つけることもあるという。
どんな事件が繰り広げられていたのか想像が広がる。
P1011699.JPG

ルート上に生えている木々たちを見るのも面白い。
よく見てみると、木の下のほうの枝が大きくたわんでいる。
雪の重みでゆっくりとたわんでいくのだという。

木の枝を見ることで、夏に山を歩いても冬にはどれほどの降雪があるかを知ることができるらしい。
木にもっと近づいてみると、寒い冬を耐え抜いて、間も無く訪れる芽吹きの時期を待っている芽がぷっくりと膨らんでいる。
P1011739.JPG

雪山初心者の私たちは佐智さんが立ててくれた予定よりもずいぶんゆっくりとした足取りで進んでいたようだ。
慣れないトレッキングに息があがっている私たちを、佐智さんはあともう少しですよと励ましてくれる。
P1011650.JPG

いよいよ山頂に到着。
突然ひらけた美しい景色と達成感に思わず一同大はしゃぎ。
山頂に小さな祠を発見。無事に下山して明日もしっかり楽しめるよう手を合わせる。
P1011751.JPG
P1011767.JPG

山を下る途中で、手作りのチャイを淹れてもらう。
スライスしたジンジャーがゴロゴロ入ってあったかいチャイは、
疲労を感じ、冷たくなった身体にしみる。
P1011793.JPG


新雪が残るスポットでは、スノーシューを滑らせるように降りることもできる。
雪の中を歩くことにもだいぶ慣れてきて、
小さなスリルを楽しむ心の余裕も生まれてきた。

P1011811.JPG

たっぷり休息をとってむかえた翌日は、前日よりも
長距離のコースで車坂峠から槍ヶ鞘を目指す。
一度歩いて慣れてきたからか、一同サクサクと歩を進めていく。

P1011705.JPG
P1011714.jpg
歩き初めてから1時間半、細い尾根を抜けると急に視界がひらけ、槍が鞘に無事到着。
向かいには立派な浅間山が間近に見える。
山の斜面の縦すじに残る雪が綺麗なストライプ模様をつくっている。
これは雪が溶けはじめている春先だけにみられる貴重な風景だ。

69850008.jpg
P1011863.JPG

山頂では宿の人が用意してくれたお昼ごはんをみんなでいただく。
ご飯が冷たくならないようにとホッカイロを同封してくれた宿の人の優しさを感じつつ、
景色を眺めながらおにぎりを頬張る時間は格別だ。

69850005.jpg

雪山トレッキングが初めての私たちに、ガイドの佐智さんは
道々で山の魅力をたくさん教えてくれた。

雪のない時期は登山道として決められた小道を歩くのが通常だが、
雪が降り積もると、その道も覆われて隠れてしまう。
そのため、自分でルートを開拓しながら進んでいくのが
雪山の大きな楽しみのひとつになる。
P1011687.JPG

雪が積もることで夏山よりも少し目線が高くなることも、
いろんな発見を促してくれる楽しいポイントだ。

P1011693.JPG
雪山に入る以上、どんなに初級者向けのコースであっても、
計画を立てて、十分な装備を持っていくことは欠かせない。
わからないことだらけの初めてのスノートレッキングにトライするにあたり、
MY FIRST SNOW TREKKING
を参照し、持ち物や心がけを整えた。

初めてのスノートレッキングで少しの不安があったものの、
トライしてみると思ったよりも自分が歩けることに驚いた。
全行程を終えた後に登った山を見上げると、
自分の足であんなに遠くまで歩くことができたのだと、
誇らしい気持ちが湧き上がってきた。

もちろん山に入るのは用心がいるけれど、アウトドアにこれまで縁がない人でも、
気軽にトライでき、自然と雪山の美しさを堪能できることを知ることができた。

次はどの雪山に登ろうか、今から来期のスノーシーズンが待ち遠しい。

P1011841.JPG