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ネパール特集号発売中! 中身を少しだけご紹介 ー読み物編ー

Info | 2019.04.17

現在好評発売中のTRANSIT43号「愛しいネパール カトマンズもヒマラヤも!」。
ネパールといえばエベレストなどヒマラヤの山々を思い浮かべる人も多いはず。ヒマラヤの麓には、厳しくも美しい自然の中で育まれた独特の文化が根付いています。誌面では「ヒマラヤふしぎ百科」と題し、謎多きヒマラヤの文化や自然を16ページにわたって紐解いています。今回はその一部を抜粋してご紹介!

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まずは、第3の極地ともいわれるヒマラヤのアウトラインから掴んでいきましょう。5000万年前、大陸が衝突したことで隆起した"海"が世界の屋根に成長したというなりたちをもつヒマラヤ。その特殊な環境に対応するために進化を遂げたユニークな生き物も多く存在しています。たとえば、雨傘のような花を咲かせる植物や、皮膚から油分を含む物質を分泌するウシ科の動物......。一風変わった生物の宝庫であるヒマラヤですが、乱獲や森林伐採により生息地を奪われ個体数が減少しているという現実も。そんな希少種が多く住むヒマラヤの生態系を紹介しています。

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では、ヒマラヤの山々と人間はどのように関わってきたのでしょうか。
ネパールで有名な山の民といえば、東部の山岳地帯に住むシェルパ族。高所に生まれ育ち、酸素が薄くても身体を難なく動かし、重い荷物を運ぶこともできるのだとか。ヒマラヤ登山者のポーターやガイドとして活躍する彼らに焦点を当てました。そのほか、高所における人体のメカニズムや高山病対策についても解説しています。

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実は、ヒマラヤにはかつて小さな王国があったことをご存知ですか? その名も「ムスタン王国」。1350年から2008年に国王が退位するまで、なんと約750年も続いた王国なんです。現在でも外国人の入域制限があり、チベット文化が色濃く残る最後の秘境ともいわれるムスタン。そんな謎多き王国に迫ります。

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独自の文化を守ってきたヒマラヤですが、さまざまな問題に直面しているのも事実。2015年のネパール地震によって大きな被害を受けたものの復興が思うように進まなかったり、温暖化により氷河が少しずつ後退していたり。独自の文化や雄大な自然の未来は一体どうなるのでしょうか。そんな「ヒマラヤのこれから」についても考えています。

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他にも、「イエティは存在するの?」「ヒマラヤの山頂はどんなにおいがするの?」など、ヒマラヤについての素朴な疑問に答えるQ&Aをはじめ、ヒマラヤの歴史、20歳でエベレスト登頂を果たした登山家へのインタビューと、さまざまな角度でヒマラヤを徹底解剖! あなたも不思議なヒマラヤの世界をのぞいてみませんか?