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水と砂漠の
癒やしのドバイへ!

Info | 2019.08.08

TRANSIT44号の砂漠特集では、サハラ砂漠、ナミブ砂漠、ゴビ砂漠......と世界各地の砂漠に取材班が飛びました。ここでは中東の砂漠の国、アラブ首長国連邦の首長国のひとつドバイに滞在したときの話をご紹介。

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ジュメイラ・パブリックビーチ

ドバイを訪れたのは3月。日中でも30度超えないほどで、東京の5、6月くらいの心地よい陽気。夏場の7、8月には日中40度以上になるほど暑いので、ローカルの人たちは10〜3月の冬場が好きなんだとか。
街を歩いていて意外だったのが、実はドバイは"水の街"でもあるということ。アラビア海に面した沿岸地域に位置していて、街の中心部からメトロやタクシーですぐアクセスできる範囲にビーチがある。透明度の高い真っ青な遠浅のビーチがいくつもあり、シャワーも併設されているところが多いので、快適に海を楽しめる。
有名なのは「ジュメイラビーチ」。7つ星ホテル〈バージアルアラブ〉ほど近くにあって、きれいに整備された高級感のあるビーチだ。海に入っても、ただビーチを歩くだけでも楽しい。最近話題になっているのがジュメイラ・パブリックビーチに面した「ラ・メール」。カフェやレストランも多く、海を眺めながらご飯を食べるのも楽しい。
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 ほかにもドバイでは水を身近に感じられるスポットが。街中にはアラビア海に流れ出る大きな運河があり、その対岸を行き来するのに、昔から地元の人の足として使われてきたのが、アブラと呼ばれる乗合い船。20人ほど集まれば、出航。値段は1回の乗船で1AED(約30円)。小さい船なので、手を伸ばせば川に触れられそうなほど。風を全身に感じながら涼しく移動できる。テキスタイルスークのあるパール・ドバイとスパイス&ゴールドスークエリアのあるデイラ地区の両岸に船乗り場があるので、それぞれのスーク(市場)で買い物をしながら船に乗ってみよう。

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ドバイ アクアリウム&アンダーウォーター・ズー

ドバイは屋内も面白い。世界一大きいショッピングモールのドバイモールには、世界最大級の水槽がある水族館、ドバイ アクアリウム&アンダーウォーター・ズーがある。無料ゾーン、有料ゾーンと2つに分かれているけど、無料ゾーンでも十分サメやウミガメが泳ぐ姿を見ることができる。

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ドバイ・ファウンテン

ドバイモールを出て、スーク・アル・バハールのモールへ行く間にも、お楽しみが。巨大な人工湖バージュ・カリファ・レイクがあって、水と光の噴水ショー、ドバイ・ファウンテンが日々行われている。1回5分ほどのショーで、無料で見られるので、買い物の合間に立ち寄っても。ちなみに噴水の長さが275mと、こちらも世界最大級。昼夜、一定の時間で30分おきに行われるので、こちらで確認を。


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ラ・ペール・バイ・ドラゴン

 ドバイには水のサーカスもある。「ラ・ペール・バイ・ドラゴン」は1回に270万リットルの水を使うショーで、舞台にはプールが置かれ、滝のように水が流れ出したり、客席に水しぶきが飛んでくるダイナミックなもの。真珠が採れる小さな漁村だったころのドバイの様子がストーリーに組み込まれていたり、ドバイならではのエンターテインメントになっている。チケットの値段は、420AED(約1万2600円)〜1680AED(約5万400円)ほど。夏の間は割引になることも。

▶︎ラ・ペール・バイ・ドラゴン
https://www.laperle.com/en

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水のドバイを満喫したあとは、砂漠のドバイも見たいところ。現地のデザートサファリに申し込めば、ドバイ中心部まで4WDで迎えに着てくれて、都心部から40分ほどで砂漠に辿りつける。今回利用したのは、UAEの現地ガイド会社のアラビアン・アドベンチャーズ。ひとたび砂漠エリアに入れば、アラビアン・オリックス、ホワイトガゼル、サンドフィッシュなど、砂漠ならではの野生動物を気軽に見ることができる。砂漠エリアはケージでしっかり管理されているせいか、車や人の姿を見ても、動物たちは逃げることもなく、近い距離感で動物を観察できる。
そしてデザートサファリの真のお楽しみは、ジェットコースターのような砂丘の疾走。車にしがみついていないと体が吹き飛ばされそうなほどの速さと衝撃で、4WDが砂漠を駆け抜ける。よく砂の上でスタックしたり横転しないなと心配になるけど、砂漠エリアに入る前にタイヤの空気を抜いてクッション性を高めたり、砂漠を運転できる専用免許を持ったドライバーが運転してくれるのでご安心を。砂丘の先でラクダに乗ったり、砂漠の真ん中で宿泊することもできる。
日本に暮らす私たちにとって、海や山が自然と感じるように、ドバイで暮らす人にとっての自然は砂漠だという。国民にとっても、遊牧民であるルーツを感じることができる場所。週末にドライブしたり、キャンプで一夜を明かして砂漠で遊ぶという。たしかに都会の喧騒を離れて、風の音しかしない砂漠に身を置くと、心がリラックスしていく。

▶︎アラビアン・アドベンチャーズ
ドバイを中心に、アラビア湾全域に拠点を持つ現地の旅行会社。日本語対応可能なメール問い合わせ窓口もあり。
https://www.arabian-adventures.com/
land@vacation-ota.co.jp

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日中、たっぷり遊んだあとは、ドバイの最新ホテルでしっかり休息を。今回泊まったのは〈アルシーフ ホテル〉。伝統的なカスバをイメージしたつくり。客室にはドバイが小さな漁村だったころの写真が飾られていて、ノスタルジックな気分になる。ホテルのレストランにはドバイ流に座ってご飯が食べられる場所も。一歩ホテルを出ると小さな町になっていて、レストランや香水屋、土産物屋が並ぶ。ドバイは暑いので日中でなく夜に外を出歩く習慣があるらしく、大人や子どもが夜中に通りを歩いて賑わっていて、まるでアラビアンナイトの世界。

▶︎アルシーフ ホテル
https://www.jumeirah.com/en/hotels-resorts/dubai/al-seef-by-jumeirah/al-seef-hotel/al-seef-hotel-by-jumeirah/

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今回のドバイの旅ではもう一つのホテルにも宿泊。遊び心溢れる〈ザビール・ハウス・ミニ〉だ。レセプションにブランコがあったり、アート作品が飾られていたり、UAEの王様たちの肖像だって、こんなにモダンに! そしてホテル客室にはなぜかドーモくん。(ホテルの人が来日した際に、そのデザイン性が気に入って大量に仕入れたんだとか。不思議な日本との接点が)。部屋の天井にはドバイのマップが描かれていて、この街にステイしているのが楽しくなってくる。
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▶︎ザビール・ハウス・ミニ
https://www.alseef.ae/en/stay/zabeel-house-mini

ぜひ水と砂漠のドバイの両面を味わって、癒やされてみては?

協力:ドバイ政府観光・商務局