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TRANSIT46号
『中国四千年の食をめぐる旅』
発売イベント開催しました!

EVENTS | 2019.12.18

12月16日に発売となったTRANSIT46号『中国四千年の食をめぐる旅』
その発売記念イベントを12月17日(火)に二子玉川 蔦屋家電にて開催しました。

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ゲストは誌面制作に協力してもらった〈辺銀食堂〉のオーナーシェフ・辺銀暁峰さんと、四川料理の専門家である中川正道さん、TRANSIT副編集長の津賀とともに奥深い中国の食文化についてのトークを繰り広げました!

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現在、石垣島でレストラン〈辺銀食堂〉を営む辺銀さんは、中国・西安生まれ。本誌では「古都の追憶 西安、赤と白の香り」にて、故郷の食について案内してもらいました。

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シルクロードの起点でもある西安は、実はおいしいものの宝庫! 餃子やまぜ麺、羊肉を用いた西安バーガーなど、日本人でも親しみやすい料理がたくさん。

なかでもとうもろこし団子をラー油と赤酢のスープに浮かべた「撹団(ジャオダン)」はローカルフードの代表格。そしてこのラー油が、西安の食のシーンでは重要な役割を果たしています。餃子はもちろん、蒸したスペアリブにかけたり、餅の中に練り込んだり。その組み合わせは無限大。唐辛子、菜種油、山椒などのシンプルな素材ながら、店や家庭ごとにオリジナルの味があるそう。

一大ブームとなった辺銀さんの「石垣島のラー油」も、故郷の味からヒントを得ていたのですね。

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四川省公認の四川料理専門家である中川さんは、誌面での座談会企画「世界が恋するチャイニーズフード」に登場。会場では、見ているだけで汗が出そうな真っ赤な写真とともに四川料理の魅力を紹介してくれました。四川料理普及のために「麻辣連盟」を立ち上げ、マーラーブームの火付け役にもなった中川さん。四川では1日6軒、トータル100食ほどの激辛料理を食べ歩くツアーも実施しているそう(!)

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津賀からの「激辛料理でお腹を壊しやすい人は、どうしたらいいですか?」の質問に、中川さんは「僕もすぐ壊します」との回答! 体が悲鳴をあげても好奇心を優先する、あくなき情熱に圧倒されました。現地の人は辛いもののおともに豆乳やヨーグルトを飲んで、胃に粘膜を張っているという話も教えてくれました。


麻婆豆腐の名前の由来についてもおうかがい。麻婆とはもともと「ニキビ面のおばちゃん」を指す言葉で、その人が作った豆腐料理が「麻婆豆腐」という意味だそう。
四川料理についての著書もある中川さん。中国でのおいしいお店の見分け方や、東京でおすすめの中国料理店など、豊富な知識を披露してくれました。


ほかにも、中国の政治と食、古代中国で権力者へ捧げられた衝撃の料理、ある動物の赤ちゃんの踊り食いの話などなど、奥深い大陸の食の話題は尽きることがありません。過って捕獲してしまったあの動物を食べた......なんて裏話も。
その国土も民族の多様性も、日本とは比較にならない中国。私たちが身近に感じていた中国料理は、ほんの一部の側面に過ぎなかったことを改めて思い知らされました。

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会場には辺銀さんや中川さんのファンの方、中国の食に興味のある方など、様々なお客さんにお集まりいただきました!今回のイベントが、食を通して中国という国の魅力を知るきっかけになれば嬉しいです。

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TRANSIT46号『中国四千年の食をめぐる旅』は全国の書店・ネットで販売中。4000年の歴史の中で生まれた食文化をまとめあげた、編集部渾身の読み物ページ「中国食品百科全書」や雑誌から切り取って現地で使える「指差し料理帳」も必見です。永久保存版の中国の食。ぜひご覧ください!

お詫びと訂正