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Travelog

現地取材の裏側、誌面では紹介しきれない未公開写真を、旅のエピソードとともにお届け
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混沌の街のオアシス
バンコクにこれまで何回行っただろうか、数える気にもならないほど多く訪れているが、これほど面白く飽きない街も珍しい。そして、反するようだが、これほど疲れる街も珍しい。それは混沌と妖しさと叙情を兼ね備えたこの街の宿命かもしれない。そんな気持ちで10年ぶりにバンコクを再訪した私は、いい意味で期待を裏切られた。騒音も交通渋滞、ひといきれも昔と変わらなかったのだが、街には地下鉄やスカイトレインが走り、うまく川の交通を使えば、あの悪名高い交通渋滞と排気ガスから逃れ、観光スポットへ移動できるのだ。

そして取材で疲れた帰りを待っている暖かいMa Du Ziホテルのスタッフと、防音され、周囲とは隔絶した和(調和)の世界で、やすらぎすら覚えたのだ。バンコクにこんな隠れ家があったとは、別にお世辞ではなく、本当に驚いた。オーナーが海外で集めてきたというアンティークに囲まれ、気のいいバーテンと談笑しながら、書架からバンコクの写真集を取り出し、じっくり撮影の予定を立てることができた。昼下がりには、フロアの窓の透かし模様をしたスクリーンから光が漏れ、フロアに美しいアラベスク模様ができる。そんな光の演出を楽しみながら立てる撮影プラン、これでいいものができなければ、すべてはわたしの責任であろう。

大きなホテル勤めをやめ、このホテルで働き始めたとうバーテンは「もう他のホテルでは働きたくない」と言っていたが、この居心地の良さはきっとスタッフも同じなのだろう。混沌の街バンコクで、心休まる隠れ家をみつけた。
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ドナウ空中散歩
優雅な旋律をもって流れる「ドナウ」の調べ。その流れに沿ってちょっとそこまで空中散歩。オーストリア・ウィーン、ハンガリー、ブダペストの空を飛び、ドナウに点在する宝石を探しにでかけた夢のような旅。
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愛され、受け継がれてきたもの
ハンガリーの人たちが大切にしてきた文化、愛してやまない価値あるものを見つけるため旅に出た。ブダペストからスタートし、トカイ、エゲル、スィルヴァーシュヴァーラド、へーヴィーズへ。人々のやさしさに触れるたび、ますますこの国を好きになっていく。
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深く白くなっていく森で
トランシルヴァニアの森を抜け、北のマラムレシュ地方やブゴヴィナ・モルドヴァ地方を中心に冬のルーマニアを縦断。世界遺産の街や建築物をめぐりながら、歴史と文化、人々のあたたかさに触れた。
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クリスマスの夜に想う
ファンタジーをもとめ訪れた東欧のクリスマスシーズン。チェコ、オーストリア、ハンガリーの3ヵ国をまたにかけた、ロウソクの灯りと人々の笑顔に包まれた聖なる夜の物語。
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少女が奏でた、バラの谷幻想曲
ブルガリアの"バラの谷"で毎年5月末〜6月初旬に開催されるバラ祭り。その地に暮らす人々を訪ねながら、街中が1年で最も華やかな空気に包まれるローズ・ウィークを取材。
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ギリシアから生まれるもの
多くの観光客が訪れるギリシア。美しい砂浜、 楽園のイメージはギリシアを象徴するものだ。 しかし2008年12月に起きた暴動は、それとは異なる側面を私たちに見せつけた。 人々が抱える不安や不満、ギリシアに長く根づくレジスタンス運動について取材した。 旅の終わり、遥か彼方のガブドス島で、 どこまでも自由な人々に出会った。
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終わらない夏
エーゲ海、それは元祖パーティーアイランド。 太陽は照りつけ、海は青く、島々は開放的な空気に包まれている。 音楽は鳴り止まず、パーティーは今日も終わらない。
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じいちゃんの青い海と僕
ギリシャ本土よりもトルコに近いヒオス島。魔法の涙を流す樹「マスティハ」が今日も葉を風に揺らす。少年の頃の思い出を反芻しながら歩いた、静かな海とじいちゃん足跡をおった旅。
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今日もギリシアは美しい(2)
トルコ航空に乗って、イスタンブール経由でアテネへ。ギリシア北西部のメテオラからペロポネソス半島へと南下し、エーゲ海をホッピングしてトルコへと上陸。3週間をかけてギリシア全土を半周する、怒濤の一大オデッセイ(今回は旅の前半部分・後半部分はこちら)。