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快適なジェットスターの直行便で
世界でいちばん住みやすい都市・メルボルンへ

Travelog | 2014.11.10
オーストラリア第二の都市、メルボルン。19世紀の面影を残した建造物と近代的な建造物が融合した街並みには緑豊かな公園が多く点在し、別名「ガーデンシティ」とも。英誌エコノミストの調査部門(EIU)がまとめる「世界で最も住みやすい都市」ランキングでは、2011年から2013年まで3年連続で1位に選出。毎年約200万人の観光客が世界中から訪れる、近年注目を集める都市の魅力をお届けしよう。
  • 掲載号: / 撮影 : 小林昂祐
  • ルート: メルボルン


旅の起点はトラムが走るフリンダース・ストリート駅から。この街を訪れる人なら、誰もが訪れるまさに中心地。1854年に国内最初の駅として完成した建物は、メルボルンのシンボルだ。小豆色の車体が目印のシティーサークルトラムは、市内の外周を循環している無料トラム。ツーリストの足として旅を支えてくれる。

メルボルン市内には、1800年代後半以降に造られた、石造りの古い建物が多く残る。大通りに面した建物では1階は飲食店やお土産やさんなどが入っているが、実は2階や3階などにはこぢんまりとしたセレクトショップやおしゃれなカフェといった素敵なお店が入っているところもあり見逃せない。

滞在中、暮らすように旅をしたければクイーン・ビクトリア・マーケットへ足を運んでみよう。メルボルンで最も古く、南半球最大の市場。パンや野菜、地元で捕れた魚介などが良心的な価格で売られている。でもオーストラリアの物価上昇は近年著しく、市街の中心地で買い物をすると結構な額になってしまい驚くことも。

メルボルンのランドマークといえば、南半球一の高さを誇るユーレカタワー(高さ300m)。288mの上階には展望台があり、市街から遠くの地平線まで見渡すことができる。建物からせり出しているガラスのキューブ「ザ・エッジ」は、ぜひとも体験してみてほしい。目がくらむほどの高所体験ができる。

こちらもランドマークのひとつ、フェデレーションスクエア。博物館や美術館、レストラン、カフェ、バーなどが集まってできた、クリエイティビティ溢れる、メルボルンの文化の発信基地。フェスティバルやマーケット、映画の上映会、スポーツイベントなど、年に2000件を超えるイベントが開催される。

そんな最先端のアートを見せてくれる場所のすぐ近くには、グラフィティを自由に描いてOKな場所がある。こういったストリートアートは規制されがちだが、市街に数カ所、描くことが公に認められた場所が存在している。

世界遺産にもなっているロイヤル・エキシビション・ビルディング。1880年に開催された万国博覧会のために建造された。当時の歴史を残す建造物として、2004年にユネスコ世界文化遺産に登録。建築はビクトリア様式で、オーストラリア初の連邦議会が開催された場所でもある。

ポートランドしかり、サンフランシスコしかり、人気のある都市には必ず上質なコーヒーショップがある。メルボルンでは、〈Market Lane Coffe〉が注目を集めている。ワインを選ぶテイスティングのように、コーヒーの甘味や酸味、苦味、余韻といった味や香りを見極める「カッピング」を体験できる。

滞在は、ヨーロッパ最大級の規模を誇る、アコーホテルズグループの〈シーベル・メルボルン・ドックランズ(http://accorhotels.com.au/hotel/sebel-melbourne-docklands)〉。ハーバーサイドのロケーションは眺めもよく、外出から戻ってのんびりと静かに過ごすには最適。


大きな特徴は、部屋にキッチンが備わっていること。近くのスーパーで食材を買って来て料理をするという楽しみ方ができる。家族はもちろん友人たちと、暮らすように旅ができるホテルなのだ。

エントランスも広々としている。プールやトレーニングルームのほか、大型の会議室や屋上のバーベキュースペースなど、設備が充実しているのも魅力。ホテルは寝るための施設ではなく、過ごす場所なのだと再認識させられる。ゆっくりと滞在を楽しみたい。

メルボルン市街から少し足をのばして、ダンデノン丘陵へ。ダンデノン丘陵はヤラバレー近くに広がる、自然豊かな丘陵地。ツーリストに人気なのがパッフィンビリー鉄道。蒸気機関車を復刻したもので、今では観光列車として活躍している。窓から足を投げ出して座るのが定番スタイル。

にっこり笑顔の機関士さん。ちなみにここで働いている人のほとんどはボランティアだというから驚き。リタイアしたおじいさんたちが、元気に、楽しそうに出迎えてくれるのはうれしいかぎり。

オーストラリアといえばオージービーフ!ちょっと硬いというイメージがあるかもしれないが、脂肪の少ない赤身は食べやすく、牛本来の味を楽しむにはぴったり。もちろん、赤身であってもやわらかく、これまでのイメージは覆される。ちなみに、神戸牛や松坂牛などの血統の牛も育てられていて、「WAGYU」というブランドとして売られはじめているのだろう。霜降り肉はヒットするか否か。レストランは、ヤラバレーを代表する〈エレノア〉で。

ヤラバレーで訪れたいのがワイナリーめぐり。ドメイン・シャンドンは、フランスの有名シャンパン・メーカーであるモエ・エ・シャンドンが、ヤラバレーに開設したワイナリー。日本でも流通していて、「グリーン・ポイント」というブランド名で知られている。〈ドメイン・シャンドン

訪れたのは9月。まだ南半球は春がはじまったばかり。ぶどうの木には小さな芽がたくさん芽吹いていた。少し標高の高い丘陵地は日照時間が長く、ぶどうの生育には最適なのだそう。

次に向かったのは、海岸線を西へと走るグレートオーシャンロード。全長260kmにわたり、ビーチを眺めながらのドライブは爽快の一言。オーストラリアでも有数の絶景のドライブルートだ。

野生のコアラを見ることができるスポットで途中下車。コアラは夜行性のため、昼はお休みタイム。ユーカリの樹上で揺れながら眠っている姿を下から観察できる。ちなみに、一日のうち18〜20時間ほどを寝て過ごすという。

ドライブの終着地点は、海に浮かびあがる「12使徒」と呼ばれる海。ヘリコプターに乗って、15分ほどのフライトでダイナミックな景観を楽しめるのだ。145ドル(15分)から。〈12 apostles helicopters

荒波によって浸食された海岸はまさに断崖絶壁。空からぐるーっと眺めていると、今まで走って来た道はもちろん、地平線がどこまでも続いているのが見える。地平線を見たのはいつぶりだろうか。「大陸」を旅しているんだと実感した。

フライトから戻ったらお待ちかねのディナータイム。サーモンやバラムンディといった魚はマスト。フュージョン的なアレンジがオーストラリア料理の魅力。素材は一級品なので、お店ごとのアレンジを堪能したい。

あっという間にメルボルンをめぐる旅は終わり。最後は市街の夜景を眺めにヤラ川沿いを歩いた。「住みやすい街」の第1位に選ばれ、注目を集めるメルボルン。日本からの渡航は時差がほとんどないのがうれしいところ。到着したその日から旅を楽しむことができるのだ。

ジェットスターが成田―メルボルンの直行便をエコノミークラス片道 29,000円から運航しているので、アクセスも容易。せっかくならば、ビジネスクラスをチョイスしてほしい。ゆったりとしたシートは長旅の疲れを感じさせないし、機内食などのサービスも充実している。何よりもうれしいのはその価格。ビジネスクラスが片道70,000円から。機材も新しく、空の旅がこんなにも快適で手軽になったのは感激だ。メルボルンへの旅は、ジェットスターの直行便を選ばない手はない。

なお、同社では2014年10月26日より、熊本から成田・関西・中部の各空港を結ぶ直行便3路線の運航を開始したばかり。熊本にLCCが就航するのは初めてで、それぞれ1日2往復4便ずつ運航する。自然・文化・食......数々の魅力溢れる九州へ、気軽な空旅はジェットスターで。

【Webサイト】 ジェットスター航空

  • 掲載号 : / 撮影 : 小林昂祐
  • ルート: メルボルン