TRANSIT /  Travelog  / TRANSIT14 / USA  / here

Hike Through the Long Trail vol.1

Travelog | 2011.11.25
アメリカが誇る長距離自然歩道「パシフィック クレスト トレイル」。国内外のハイカーが、いつかはきっとと憧れる世界有数のロングトレイルのひとつだ。豊かな手つかずの自然を感じ先人の足跡が残した道のりを辿る、遥かなるロングトレイルの旅へ。

旅はワシントン州南部からスタート。シアトル空港からハイウェイに乗りマウントレイニエ国立公園を訪れた。かつて氷河期だったころ、ゆっくりと流れる氷河によって削られたという谷。

国立公園の中心にそびえるマウントレイニエ。7月末だというのに雪だらけ。観光客はその雪を目当てにスキーやソリを楽しんでいた。結構寒いのにみんなTシャツだった......。白人は寒くないのかな。

「山の天候は変わりやすい」とはよく言ったものだ。晴れていると思えばいきなりの吹雪。ホワイトアウトしてしまって何にも見えません......。撮影は断念。撤収!と号令をかけたものの方角を見失いそう。

雪解け水は小さな流れとなり、大河となる。その源流部まで探索。谷の先、霧の奥からは地鳴りような濁流の音が響いてくる。

霧に包まれた木々には「地衣類」とよばれる植物が着生している。いわゆるエアープランツ的なもの。幻想的な雰囲気の森の中を歩いた。

巨木だらけの原生林には多様な生命がそこかしこに宿っている。時には立ち止まって足下には小さな花に視線を向ける。いったい誰のために咲いているのだろう。

宿泊した国立公園のはずれにあるモーテル。公園内には一切電波はなく、メールをチェックするために40マイルも車で走り、街まで行くことも多々あった。森には電波は必要ないということなのだけれど。

マウントレイニエ国立公園のぶっとい丸太でできたゲート。いかにもアメリカの国立公園という感じでテンションがあがる。ちなみに、園内に入るにはチケットが必要だが7日間有効なので、期間内は何度でも訪れることが可能。

森の中にふと現れた小屋。誰かが住んでいるというわけでもなさそうだったが、白い花が軒先を飾っていた。

使われなくなった電車を改造したレストラン兼モーテル。このような小さなお店でもほぼクレジットカードが使用可能。旅4日目くらいまで現金を使うことはなかった。さすがカード社会アメリカ。

レストランではアメリカ的ジャンクフードが出てくると思いきや、意外にもオーガニックテイストなものも多々。ハーブを使ったサラダにはびっくり。

ポートランドへ向かう途中に見つけた看板。「Onalaska(オナラスカ)」って......。ヘンな名前の地名なだなあ、と喜んでいたのはボクだけでした。

ハイウェイを移動中、何やら巨大な羽かプロペラか......。日本の道路では運ぶことのできないほどの巨大な資材を運搬していた。追い越すのが怖かった。

ポートランドの夕暮れ。ダウンタウンの真ん中にある水路に架かる橋はどれも古く、趣深いものばかり。大型船が通るときは橋が可動するのだろうか。

ワシントン州を抜けオレゴン州へ。ポートランドから車で1時間ほど走ったところにあるコロンビア渓谷の流域にはいくつもの景勝地がある。

高台にはいくつもの展望台がある。設置された双眼鏡を覗く子供や記念撮影をする家族で賑わっていた。この一帯は滝や奇岩が見所。