ブエノスアイレス24時間
- 掲載号: TRANSIT21号 美しきアルゼンチン / 撮影 : 編集部
- ルート: ブエノスアイレス
ラ・プラタ川に昇る太陽。川幅が広く対岸が見えないため、海のような壮大な景色。フェリーで川を渡り、ウルグアイのコロニアル・デル・サクラメントを訪れても◎
朝食の定番、メディアルナ(クロワッサン)。小ぶりのものがたいてい3つ供される。カフェ・コン・レチェ(カフェオレ)と一緒に。
トスターダス(チーズやハムを挟んでトーストしたもの)もカフェではポピュラー。コーヒーはイタリア式なので、基本はエスプレッソ。
パレルモ公園の草サッカーは、ユニフォームvs裸チームの対戦。なんともたくましい。反対側にゴールネットはなく、木々の間にキーパーが立っていた。隣のグランドではおじさまたちがプレイ中。
横断歩道では大道芸を繰り広げる若者の姿を見かけた。素人に毛が生えたようなものから、あっと驚く本格的な芸まで玉石混交。気に入ればぜひチップを。
エビータをはじめ各界の著名人が眠るレコレータ墓地。墓地とはいえ、趣向を凝らした600以上もの納骨堂からはさまざまな建築様式がみてとれ、観光スポットとなっているのもうなづける。
スペイン植民地時代の石畳の街並みが美しいサン・テルモ地区。週末はドレーゴ広場に向かって露天商が立ち、ツーリストで賑わう。平日はアンティークショップめぐりが楽しい。
アルゼンチンの国民的お菓子、アルファフォーレス。クッキーにドルセ・デ・レチェというキャラメルのような甘いジャムを挟んだもの。ココナッツやチョコレート味など、種類もたくさんあるのでぜひ食べ比べて。
揚げドーナツ。スペイン起源のチュロスも定番のおやつ。カフェはもちろん路上で売られていることも。街歩きのおともに。
地下鉄のなかで突然演奏を始めたミュージシャン。街のいたる所に音楽が鳴り響いている。
オープンカフェの多いパレルモ地区で、ひっそりと営業するローカル御用達の食堂。昔ながらのメニューを提供するこちらでは、サッカー観戦をするグループや一人客も多かった。
前出の食堂隣にはサッカーの室内練習場があった。ダンスホールを彷彿とさせる、市松模様の床がオシャレ。
アルゼンチンの香りはアサード(炭火焼き)というくらい、通りを歩けば肉を焼く香ばしい匂いが漂ってくる。
ビッフェ・デ・チョリソ(サーロインステーキ)もアルゼンチン料理の名物。ギュッと濃縮した赤身の深い味わいにやみつき。
こちらは鶏肉のロースト。塩と胡椒のシンプルな味つけが、肉本来のおいしさを際立てる、ちなみにつけあわせはフライドポテトとフライドエッグ!
チョリソー(腸詰めソーセージ)をバゲットに挟んだチョリパンは軽食の代表格。
ラス・エラス公園の夕方。マテ茶を飲んで談笑するグループもあれば、アクロバティックなスポーツに興じるものも。公園が夕方を過ごすためのパブリックスペースとして機能。
美しい本屋として世界的に有名なエル・アテネオ。もともと劇場だった場所を改装したもの。豪華絢爛な内装が目を引くばかりでなく、舞台はカフェとして利用されている。
世界一幅の広い7月9日大通りと、シンボリックなオベリスコ。ヨーロッパ的な街並みではあるけれど、このパノラマはやはりブエノスアイレスならでは。
タンゴを踊るミロンガは、深夜12時頃が盛り上がる。誰でも入場可能だけれど、レッスンに参加してぜひタンゴを踊ってみたい。
- 掲載号 : TRANSIT21号 美しきアルゼンチン / 撮影 : 編集部
- ルート: ブエノスアイレス
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