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「カリフォルニア・キャンプ案内」番外編・最終回

Travelog | 2017.09.13
2回お届けしてきたTRANSIT36号の「カリフォルニア・キャンプ案内」スピンオフ企画もこれで最終回。キャンピングカーでの旅って上級者向けでしょ? と思いきや、意外とそうでもなさそうで......。
  • 掲載号: / 撮影 : 櫻井卓
  • ルート: サンフランシスコ〜マウントシャスタ〜レッドウッド国立・州立公園〜メンダシーノ〜ポイント・アリーナ




知らなかったアメリカを発見できる

北カリフォルニアRV旅

キャンピングカーほど、アメリカの旅に適した乗り物はないと思う。アメリカでは、RV(レクリエーショナル・ヴィークルの略)やキャンパーなどと呼ばれるこの乗り物は、モーターホームというもうひとつの通称が示す通り、文字通り動く家だ。
 今回の北カリフォルニアのロードトリップでは、このRVが旅の足であり家。レンタルしたのは「クルーズアメリカ」という会社で、全米、カナダのさまざまな都市に支店がある大手。サンフランシスコを出発して、マウントシャスタ、レッドウッド国立・州立公園などを巡り、そのまま海沿いの1号線を南下するルートをとった。
 前々からアメリカのロードトリップ中に見かけるRVの数に驚いていたし、キャンプサイトでは、その快適そうな暮らしを小さなテントから羨望の眼差しで眺めていた。
 実際にRVでロードトリップしてみて感じたのは、インフラの整い方。いたるところにRVパークと呼ばれるキャンプ場があって、そこではRVでの宿泊はもちろん、給電、給水、ダンピング(汚物などの処理)設備が用意されていて、RVパークをハシゴしていけば、ストレスのないロードトリップを楽しめる。「クルーズアメリカ」でレンタルできるRVは3人用、5人用、7人用の3種類。一番大きな7人用でもハイシーズンで1日300ドル程度なので、人数さえ集まれば、ホテル+レンタカー代と考えればかなり安く済む。RV自体にシャワーやコンロもあるので、スーパーや市場などで地元の食材などを買い込んで自炊していけば、財布的にも胃袋的にも優しい旅ができるのだ。
 車体は大きいから細かい取り回しなどはちょっと慣れが必要かもしれないけど、アメリカは道路だって駐車場だってドーンと広い。その部分でストレスを感じることはあまりないはずだ。
 個人的にはRV旅の一番の魅力は"行き当たりばったり"な旅が出来るところだと思う。宿泊地をあらかじめ決める必要がないから、移動し終えた夜に、RV内のテーブルに地図を広げ、みんなで良さそうなエリアを探して、次の目的地を決める。できれば、あまり観光客が行かないような、名前すら聞いたことのない田舎町が良い。アメリカの広大さを肌で感じるにはやはりロードトリップだ。小さな町を通過しながら、そこでの人の暮らしを想像するのも楽しいし、個性的な人々との出会いもある。そんなロードトリップを続ければ、WEBや雑誌で紹介されていないアメリカが、まだまだあることに気付くはずだ。
 1号線沿いの小さな町のガスステーション。カウンターのお婆ちゃんに日本から来たことを伝えると、びっくりした顔でこう言った。「あなたは私が見た初めての日本人よ」。






こんな小さな町をいくつも通り過ぎる。観光地では見られないリアルなアメリカ。






RVパークでは、長期滞在型の人もいる。RV自体のレンタル料金はハイシーズンでも7人用が300ドル程度。宿泊と移動をこれでまかなえるなら、かなりお得だと思う。






1号線の小さなガスステーションにて。






メンドシーノという町の牧場にいた看板ネコ。


メンドシーノでホースバックライディング。





ポイントアリーナでは多くのカヤッカーたちの姿が。






マウントシャスタの水源の近く。犬の散歩がてら、美味しい水を汲みに。






レッドウッド国立・州立公園。北カリフォルニアは自転車旅の人も多い。






アメリカを縦断するロングトレイル・パシフィッククレストトレイルの通過点。マッカーサー州立公園。






レディングという町のTurtle Bay Exploration Parkでは、ビーバーとの触れ合いも。





カリフォルニア観光局 www.visitcalifornia.jp
Shasta Cascade Wonderland Association www.shastacascade.com
Eureka-Humboldt Visitors Bureau www.redwoods.info
Mendocino County Tourism Commission www.visitmendocino.com
Cruise America             cruiseamerica.com
日本でのご予約は cruiseamerica-japan.com


取材協力



快適な空の旅は快適なシートから






ユナイテッド航空の新しい国際線ビジネスクラスサービス「ユナイテッド・ポラリス」。新シートはユナイテッド航空オリジナルデザインのもので、180度水平リクライニングし、最大198センチのベッドスペースになる。それぞれのシートは独立して前方を向き、通路にアクセスできる上、まるでスイートのようなポッドタイプのパーソナルスペースを提供する。"Do Not Disturb"のサイン表示や複数のテーブルもあり、機内でもストレスなく仕事もこなせる。この新シートはまず新規導入されるボーイング777-300ER型機に採用されており、今後別の現行機材にも順次導入されていく予定だ。




ユナイテッド航空 united.com




  • 掲載号 : / 撮影 : 櫻井卓
  • ルート: サンフランシスコ〜マウントシャスタ〜レッドウッド国立・州立公園〜メンダシーノ〜ポイント・アリーナ