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ふたりの男、ヒマラヤを歩く(2)

Travelog | 2009.07.07

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パンガのロッジの赤ちゃん。驚くべきことに、この両親は赤ちゃんを英語で育てている。たしかに毎日外国人は訪れるけれど、ここは人里遠く離れた標高4700mの峠の一軒宿なのだ。世界の果てに住みながらコスモポリタンな環境で生まれ育つというのはどんな気分なんだろう? 

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いよいよトレイルはヒマラヤ奥地へとさしかかり、あたりはもう「神の領域」だ。景色はすごすぎてもうまったく現実味がない。一日の終わりにその日のことを振り返ってもまるで夢の中のようで、本当に体験したのかわからなくなる時もあった。

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ネパール最大の氷河、ゴズンバ氷河の上から8000m峰のチョ・オユーを望む。手前は氷河湖。氷河は固まっているように見えて、実は常に動き続けている。この景色も来年にはまったく変わっているのかもしれない。

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標高5100mにあるゴーラクシェプのロッジの一人部屋。壁はベニヤ一枚で天井は二階のレストランの床。世界で一番高い場所にある世界最低の部屋。

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ゴーキョー・ピークからのクンブー山脈。膝から崩れ落ちるような絶景だった。地球の中心は、もしかしてここなのかもしれないと思った。

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ヒマラヤのことを考えるだけで今も心がうずく。もう一度あの薄い空気のなかに身を置きたくてしょうがなくなる。地球のエネルギーに生で触れたいなら、是非ヒマラヤに行ってみてください。