ブータン、天と地のはざまで
西の都、パロから東の都、タシガンへ。伝統文化と近代化の狭間で揺れるとブータン全土を横断。幾多もの峠を越えて激走した旅の記録。
- 掲載号 : TRANSIT 5号 美しきヒマラヤが呼んでいる / 撮影 : 佐藤健寿
- ルート: パロ〜ティンプー〜ジャカール〜プナカ〜モンガル〜タシガン〜タシヤンツェ

パロのツェチュにて。祭りの最後の辺りで行われる、リクマ・チゥドゥと呼ばれる演目を踊る青年僧侶。

ひとつひとつの踊りが物語になっている。仮面は恐ろしい形相だが、どこかユーモラスで可愛らしくも見えた。

伝統楽器を奏でる演奏隊。僧侶の器楽隊とは別に、踊りの合間などに民謡などを奏でる。

衣装は独特の色彩で美しい。着ている僧侶は、非常にりりしかった。

最終日の朝に行われる法要。早朝六時頃にも関わらず、既に会場には数千人の人だかり。人々の信心深さが伺える。

ツェチュが繰り広げられるパロ・ゾン。ゾンはもともと砦だったが、現在は市庁舎と寺を組み合わせたような役割を果たしている。

仮面を脱いで、出番を待つ青年僧侶たち。

アツァラと呼ばれる道化。本演目の前に喜劇的なパフォーマンスで会場を沸かせたり、警備員のごとく、マナーの悪い客をユーモラスにこらしめていた。

最終日の早朝、ご開帳されるトンドル(大仏画)。午前三時に開帳され、午前七時前には閉じられる。御利益にあやかろうと、深夜にも関わらず人が殺到していた。

ツェチュは若者にとっては出会いの場でもある。男子も女子もオシャレに民族衣装を着こなしていた。

ざんぎりなおかっぱ頭がかわいい女の子。皆とても陽気だった。

子供もこの日の為に作ったキラを来て洒落込む。ブータンの子供は本当に素直。
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