ギリシアの辺境で
北ギリシアの地方都市・クサンティから、ブルガリアとの国境を接する村へ。
そこには、3000年以上も前から"ポマキ"と呼ばれる先住のムスリムたちが暮らしている。
日本人初上陸、かもしれない、1泊2日でめぐったポマキの村を紹介します。
- 掲載号 : TRANSIT 6号 今日もギリシアは美しい / 撮影 : 編集部
- ルート: クサンティ〜セルメス〜メドゥーサ、コタニ〜A.セルメス

クサンティからいくつもの峠を越えて、セルメスの村を目指す。窓の外には、山波が広がっていた。

セルメスはギリシア語で温泉という意味。とあるガイドブックには、"チルアウト・スポット"と紹介されている。けれど、温泉はとても熱くて(45度くらい!?)5分もいられず、チルアウトできなかった...残念。

歩いてメドゥーサへ向かう。人の数より、車の数より......牛のほうがダンゼン多い。

セルメスから5kmほど奥地にある、メドゥーサの村。想像よりも建物がひしめいていた。

村の中心地に建つモスクは、おとぎ話に出てくるようなかわいらしさ。

力強い午前の光が、荘厳な内部を照らす。人々の祈りのカタチが、ここにあるのだと思った。

コーヒーをごちそうしてくれた家のおじいちゃん。日本人を初めて目にしたのか、とても驚いていた。

メドゥーサからコタニへ。未舗装の1本道をただ突き進む。このあたりまでは、ハイキングみたいで楽しい。

歩いてきた道を振り返る。ここは、あの、歴史と神話に彩られたギリシアなのだろうか!? ...と不安になる。

ようやく辿り着いたコタニ村。現在は6世帯しか暮らしていないのだそう。遥か彼方には、かろうじてさらに奥のクドゥロスの村が目視できた。左に聳えるロドピ山脈を越えたら、そこはもうブルガリア。
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