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いつか夢見たモロッコへ

Travelog | 2010.06.28
どこにでも行けると思っていたあの頃、次はモロッコのはずだった。あれから時は過ぎ、人生の酸いも甘いもちょっとだけ味わった。今日、かつてのリュックを背負い旅に出た。心の片隅にあった場所へ。
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タンジェから望むジブラルタル海峡。天気の良い日は肉眼でスペインが見える。たった14kmの距離だが、モロッコの人々にとっては、近くて遠いヨーロッパ。

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タンジェのマーケットにて。都市部の市場はこんな風に地下にあることも多い。

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マーケットに売られているものは日本や欧米とそれほど変わらない。

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夕暮れ時のタンジェの町並み。タンジェの町はさすがヨーロッパに近いせいか、近代的で南欧の町にもよく似ていた。

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そして訪れたシャウエン。タンジェから3時間程度だが、まるで違う国。

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青と白に塗られた旧市街の中は360度、どこを見回してもこんな可愛いらしい景色が広がる。

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狭い路地は周辺に暮らす人々の即売場。服装の色彩や人々の佇まいはペルーやボリビアの山岳民族にもよく似ていた。

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町のなか、どこを見ても素敵で、何を撮るべきか逆に考えてしまう。

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シャウエンの北東に広がるリフ山脈。ハシシの有名な産地であることからマフィアの温床でもあり、山の中には観光客が絶対に訪れてはいけないような名もない村もあるのだとか。

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そしてフェズへ。ここもまた旧市街に入った途端、別世界。

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「迷路のような」としか形容のしようのない複雑な路地がどこまでも連なっていた。

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まるで映画のセットかと思うような景色が当たり前に存在する。狭い路地を午や人が行き交い、ふいにインドのバラナシを思い出した。

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旧市街を囲む城壁の周辺には露天がつらなり、紙芝居屋や大道芸人が集まる。これは何をやっているのかと思ったら、わっかの付いた釣り竿をもって、離れた場所にあるジュースの瓶に最初にわっかを通した人が勝ち、という単純なゲームだった。でも大人も子供も真剣。

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旧市街をふらふらと彷徨っていたらたまたま結婚式に遭遇。長い行列となって、路地の中を行進していた。

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「厳格」と言われるイスラム社会のイメージを覆して、若い女性の格好は様々。露店にはヴィトンやグッチのロゴが入った頭巾さえ売られている。

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夕暮れ時、路地にコーランが響き渡ると、町はいくらか静かになった。