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Traveling Around the World:チベット篇

Travelog | 2010.07.28
現代も古より受け継がれて来た文化を細い糸で紡ぎ続けるチベット。2006年に開通した青蔵鉄道はチベットへのアクセスをより身近なものとした一方、外部からの文化の流入も許している。激変のまっただ中にある聖地を訪れた。
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コロンビアスポーツウェアとの連載企画、『Traveling Around the World』。今回は中国から列車に揺られ、仏教の聖地チベットを目指した。旅の起点は列車の出発地点、西寧。

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列車の出発まで西寧の街を歩いた。市場では魚が無造作に水槽に入れられていた。他にも漢方として乾燥させた草やキノコが売られている店が多く立ち並んでいるのを見た。

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時刻通りに列車は出発した。チベットのラサまで、丸1日かけての鉄道旅。数時間もすると窓の外には蒼い空が広がり、時折ヤクが草を食んでいるのを目にした。

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車内食堂はあるけれど、やっぱり少し高い。それにあまりおいしくないんだよな...、なんて話していたら巡礼に向かうという女性がリンゴをくれた。現地の人はしっかりと持ち込んでいる人が多かった。

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ラサ駅は真新しく、整然としている印象を受けた。しかも広い。いかに観光に重点を置いて整備しているかが分かる。この後ホームで撮影していたら、早く行きなさい!と駅員さんに怒鳴られてしまった......。

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ラサに到着し、早速渡されたのがコレで、高山病に効くという。チベットは3700m以上の標高があり、多くの旅行者が高山病にかかってしまう。自分もすでに少し頭痛を感じはじめていた......。

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ポタラ宮の前で許可が下りるのを待っていたら、子供たちが集まって来た。それもそう。カメラや機材を担いだ取材班はどこでも結構目立っていたのだ。じゃんけんをして遊んだ。

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ポタラ宮の内部へ。かつてダライ・ラマが暮らし、政治、チベット仏教の中心として権威を誇った。その巨大さに圧倒されるも、てっぺんには赤い国旗がはためいていた。

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旅人は女優、桃生亜希子さん。階段だらけのポタラ宮。酸素が薄く息切れする編集部員を尻目に白く塗られた宮殿を駆け上る。

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旅行者の多くは本土の中国人。外国人はガイドをつけなければならないが、彼らは自由にチベット中を旅行することができる。でも中国の人も高山病には勝ず、へたりこんでいた。

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ポタラ宮の内部へ。ここからは撮影はできない。宮殿内には仏像や霊塔が無数に並ぶ。ダライ・ラマが瞑想したり経典を唱えた部屋なども見ることができる。

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ポタラ宮を後にし、旧市街へと足を運ぶ。漢民族が移住して来てできた"新市街"とは対照的にチベット民族が主に暮らしており、街並も人もいかにもチベット、という印象。

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巡礼に来ていたおばあちゃんとiPhoneで一緒に写真を撮った。言葉は通じなかったけど、写真が距離を縮めてくれた気がした。

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ジョカン(大昭寺)にはお香が立ちこめている。スギの葉のようなものを配っているおばあちゃんがいて、一束もらった。おそるおそる中に投げ込んだ。