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アランの厳しさと、優しさと

Travelog | 2010.10.20
訪れたのは2月の頭。シーズンオフでほとんどの宿が閉まっているなか、アラン諸島最大の島イニシュモア島の人は、季節外れの珍客を温かく迎えてくれた。実を言うと同行した写真家と私は、10年以上前のほぼ同じ時期にこの島を旅していた。まるで里帰りをしたように懐かしい気分だった。
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アイルランドに着いて、早速ギネスで乾杯。世界中で飲めるギネスだけど、このクリーミーな泡とまろやかなのど越しは、やっぱりここでしか味わえない気がする。パブのクラシックな内装も素敵でした。

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港町ゴールウェイは、海産物が豊富。なかでもオイスターは世界的に名高く、毎年9月に「ゴールウェイ国際オイスター・フェスティバル」なるものが開かれるほど。かなり大ぶりのカキだった。

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アラン諸島イニシュモア島の景勝地ドン・エンガスからみた景色。ドン・エンガスは、断崖に建てられた古代要塞。打ち付ける波が岩を深く削り取っている。

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ドン・エンガスの断崖絶壁をのぞき込む、写真家の在本彌生さん。突風が吹いたら......、と想像するだけで足がすくむのに、ギリギリのところに立って撮影してました。かっこいい!

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ドン・エンガスへ行く道の途中にぽつりとあるカフェ。シーズンオフは周辺にご飯を食べられる場所がほかにないので、観光客も島の人も一緒になってランチを食べていた。

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マッシュポテトをたっぷりと乗せたアイリッシュ・シチュー。アイルランドのカフェでは定番のメニュー。お店ごとに味が見事に違うので、食べ比べるのもまた楽しい。

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島は右を見ても左を見ても、石の山。昔は岩のすき間にある土をかき集めて、猫の額ほどの畑を作っていたというのだから、これでもだいぶ緑が増えて、豊かな風景になったのだろう。

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島内の移動は、レンタル自転車で。冬は天候が変わりやすいので、少々難があるけれども、それ以外の季節は絶好のサイクリングコースに。

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港のそばにある、昼から営業中のThe American bar。お台場にある自由の女神は謎だけど、アイルランドの最西端で見る自由の女神は、なんだか感慨深いものがある。

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アイリッシュ・ウイスキーを温かいコーヒーで割って、生クリームを添えたカクテル「アイリッシュ・コーヒー」。体がぽかぽかに温まる、冬に欠かせない飲み物。

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奇跡的な快晴の日に訪れた教会跡。この島には5世紀にキリスト教が普及し、今でもあちこちで教会や修道院の遺跡を見ることができる。

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冬の間は閉めているゲストハウスに、無理を言って宿泊させてもらった。女主人が用意してくれたかわいい湯たんぽ。雨に打たれて体が冷えきった夜に、抱えて眠りました。

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ケルト十字の墓地。多くの墓は、海を臨む場所にある。アラン諸島はケルト文化が色濃く残る土地で、道路標示などの看板もゲール語で書かれている。