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Traveling Around the World:月山・羽黒山篇

Travelog | 2010.10.20
夏の終わりに訪れた月山と羽黒山。修験道の地として日本中から行者を集める出羽の山々は、自然と人が長い時間を掛けて築き上げた文化を今に伝えている。アウトドアスポーツウェアのエキスパート、コロンビア全面強力の取材の裏側をここに。
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月山の8合目へ到着。天気予報は曇り。少し上には厚い雲が立ちこめていたけれど、山肌に射す光が神々しく思えた。しかしこの後の天候の激変に悩まされることになる......。

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早速登山開始。登山道はしっかり整備されていてとても歩きやすい。一面に茂る笹が風になびいている。今晩は山頂の宿に泊まる予定。

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月山の山頂までは、約2時間半の登山行。装備をしっかり確認し、ストレッチをして準備万端に。天気がよければここから月山の山頂が見えるらしい......が今日は残念ながら見えません!

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足下に咲くリンドウに目を奪われる。月山には何十種類もの花を咲かせる植物が自生していて愛好家も多いのだとか。いつまでもこの自然がここにあることを願う。

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霧が視界を遮っている。そして冷たい風が山肌を撫でるように下から吹き上がってくる。だんだんと天候が悪化してきた。ちょっと不安だ......。

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一時間ほど登ったところで、荷物を降ろして一休み。しっかりと水分を摂って残りのルートを進むことに。

尾根に差しかかったところで強風に煽られる。立っているのも難しいほどの風の力に、勇気を出して引き返すことに決定。山での無茶は命取り。無事に帰るのが登山で一番大事。


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翌日、天気を確認して再び登山口へ。風はほとんどなく、あの強風はなんだったのだろう、と笑ってしまうほど。山はほんとうに表情が豊かだ。

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登山口と山頂との中間にある仏生池小屋。休憩、食事も宿泊も可能とのこと。本当は山小屋で一泊して、朝日を見る予定だったのですが......。

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白装束に身を包んだ行者さんたちとすれ違った。早朝早くから登っていたのだろう、みんな満身創痍......。言葉少なげに降りて行った。

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山頂に近づくにつれて晴れ間の見える回数も増えて来た。一瞬、今まで登って来た方向の視界が開けて、目の前に広がった。