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インド的宇宙のかけら

Travelog | 2011.03.20
インド上級者の写真家とビギナーのライターが、広大な大地を北から南まで漂った約2週間の旅。ヒンドゥーの聖地や寺院、埃っぽい街の喧噪、タミル・ムービー専門のオンボロ映画館、開発されてゆく郊外......二人が見たそうした断片すべてが、現在のインドという宇宙を構築しているのだ。
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シヴァ神の聖地ヴァラナシをゆったりと流れるガンガー。朝日に照らされたその大河は、この世とあの世、あるいは現実と夢のあわいに出現したトワイライト・ゾーンのよう。

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参拝者でごった返すカルカッタのカーリー女神寺院。午前中、境内ではカーリー神に捧げるためにヤギの首が斧で斬られ、その瞬間を見た外国人観光客はみな息をのむ。

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これもカルカッタ。大都市の外縁では建設途中のマンションが何棟も見られ、今まさに郊外住宅地が開発されていた。インドがBRICsの一国であることを象徴する風景。

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マハーバリプラムのはずれにある石彫寺院、タイガー・ケーブ。ライオンの頭を象った装飾は、西日によって陰影が際立ち、おどろおどろしく迫る。

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混雑する道路の間隙を縫って走る三輪タクシー、オート・リクシャー。フロントガラスに貼られたガネーシャをはじめとする神々は、ドライヴァーの商売と安全を見守る。

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北インド映画ボリウッドに拮抗する南インドのタミル・ムービー。その生産拠点マドラスのAVMスタジオは、いつも何かしらの撮影が行われ、サウス・スタイルのエンターテインメントを創出。

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マドラスからマドゥライまで空の便は満席だった。インドでは今、空路のインフラが急速に整備されているようで、国民の生活水準が底上げされていることを実感。