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南インド:夢みるように旅して 【前編】

Travelog | 2011.04.16
北でインドのカオスを体験するのも旅の醍醐味だけれど、のんびりとマイペースに旅をしたいなら、南インドがおすすめ。バスや夜行列車、船に揺られてめぐったタミル・ナドゥ州マドゥライからケーララ州でのバックウォーター、高原都市ウーティまでの、南インド縦断の前半を紹介。人も自然もごはんもやさしい、インドの楽園へ。

タミル・ナドゥ州第2の都市マドゥライ。街の中心にあるミーナークシー寺院、その東西南北に立つゴプラム(塔門)。極彩色で彩られた神様の彫刻に圧倒される。

ミーナークシー寺院の前で出会った巡礼者。ミーナークシーはヒンドゥー最高神のひとりシヴァ神の妃、パールヴァティと同一視される女神。

南インドの収穫祭、ポンガルが開催中。前日には寺院を囲む参道でコーラム(吉祥紋様)のコンテストが行われていたらしく、地面は華やかな紋様が描かれていた。

マドゥライ市内にて、果物や野菜を売っていた屋台のおじさん。南インドの男性はルンギーと呼ばれる、巻きスカートのようなものを着用。

マドゥライから州観光局のバスで30分ほど、訪れたのはアランガナルー村。この日は4日間つづくポンガルの3日目、家畜に感謝する日で、牛追いイベントが開催された。

牛追い見学のため、小さな村に国内外から観光客が集う。牛追いはチーム対抗戦で行われるようで、村のそこら中にメンバーの顔写真が載った看板が張られていた。

喧噪を離れ、村の路地を歩く。家々の壁はパステルカラー、扉やカーテンの柄もかわいくておとぎ話の世界。玄関前には神々を迎えるためのコーラムが描かれている。

村を歩いているだけで、子どもたちが寄ってくる。カメラを構えるとたいていはカタマってしまうのだけど、右から2番目の女の子、堂々たる食べっぷりです......。

吉祥紋様のコーラムは、家族の幸せを願い、女性が朝玄関前に描くものとされる。米粉やチョークで描かれるが、消えないようにペンキで彩っている家も見かけた。

新年の収穫祭を「ハッピーポンガル」といって祝う。村はずれの家では、外で火をおこして昼ご飯(ポンガルの名前の由来ともなった甘いミルクがゆ)を作っていた。

大人の女性はサリーを着用。女の子も10代後半までは上下に分かれるタイプのパンジャビ・ドレスを着る場合が多い。特にこの日はおめかしをしていた村人多数。

カラーの粉や花で飾り付けをされた牛が村を練り歩き、牛追い会場に連れて行かれるところ。親切な家族が自宅の屋上にあげてくれたので、村を一望することができた。

南インドの定食、ミールス。バナナの葉の上にはごはんとカレー数種、ヨーグルトやつけあわせのアチャール、チャツネを一緒に。ごはんもカレーもおかわり自由!

ミーナークシー寺院の門前で出会った、社会科見学中の学生たち。人なつこい。

エンピという村からやってきた女性は色鮮やかなサリーを纏い、ひときわ目をひいた。そのなかでも、少女マネーシャ(オレンジ色の服を着た女の子)の笑顔と美しさに魅かれた。