元気になる旅のレシピ
バナナリーフのフィッシュカレー
有元くるみさん

COLUMN | 2020.04.16

外出自粛の日々がつづき、いつもとは違った生活を送っている人もいるかと思います。ですが、どんなときにもまずは健康第一。しっかりごはんを食べて力を蓄えてほしいということで、TRANSITで掲載してきた料理を少しずつ公開していきます。家にいながらにして、外の空気も感じていただけるはず。

第一弾は、TRANSIT35号「南インド・スリランカ スパイス香る楽園へ」より。おいしいものを求めて世界を旅する料理研究家の方々に、特製スパイスカレーのレシピを教えていただきました。スパイスたっぷりのカレーを食べて、ストレスを吹き飛ばしてください!
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©45 epices

最初にご紹介するのは、料理研究家・有元くるみさんのレシピ。はじめてのインド旅でチェンナイを訪れたときに出会った思い出の味をレシピにしてくれました。タミル料理研究家のViji Varadarajan先生にインド料理レッスンを受けたときのこと。朝から夕方まで台所に立って、みっちり料理のお勉強をしていて、あまりの空腹でキッチンに並んだ食材を味見していたというかわいらしい有元さん。見たことのない葉っぱがどさっとテーブルに置かれているのを見つけて、一枚ちぎって口に運んでみた。「はて、これはなんだろう。うーん、不思議な味」。それを見た先生は呆れ顔。「オーマイガー! くるみはなんでもそのまま食べてしまうのね。それはカレーリーフといって、南インド料理に欠かせないハーブなのよ」と大事な料理のハーブのことを教えてくれたのだとか。そんな思い出の南インドの味をどうぞ。

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©Miho Yamazaki

★魚のバナナリーフ包み焼きカレー(2人分)
びんちょうマグロの切り身.......2 切れ
*サワラ、タイなどの厚めの切り身魚も可
塩、コショウ.......適量
ショウガ..............1 片分(すりおろし)
タマネギ..............1 /2 個(薄くスライス)
A
・ココナッツオイル......適量
・赤唐辛子...................2 本
・カレーリーフ............10~15枚
・クミンシード............小さじ1/2
・マスタードシード.....小さじ1/2
B
・コリアンダーパウダー.......少々
・ターメリックパウダー.......少々
・バナナの葉.......................魚が包めるサイズ2 枚
・ココナッツクリーム (ココナッツミルクの固まった部分) .......1 /2 缶

作り方
①魚にあらかじめ塩、コショウを振る
②フライパンを中火で熱し、Aを入れて炒めて香りを出す。その後、ショウガとタマネギ、Bを加え、ひと煮立ちさせる。塩を軽く加え 味を調える
③ ①に②のソースをかけてなじませたものを、バナナの葉に包んで紐で留める
④厚手の鍋やフライパンを熱しココナッツオイルを入れて❸を蒸し焼きに。表裏を約5 ~7 分ずつ焼く
⑤お好みでライスや野菜を添える


★コリアンダーのチャツネ(2人分)
・プレーンヨーグルト......150 ~ 200 mℓ
・コリアンダー.................2 本(みじん切り)
・レモン汁.......................少々
・塩..................................2つまみ
・ココナッツオイル.........大さじ1
・クミンシード................少々
・マスタードシード.........少々

作り方
①ボウルにヨーグルトを入れてスプーンなどでよく撹拌する
②刻んだコリアンダー、 レモン汁、塩を加えてよく混ぜる
③皿に盛った後、ココナッツオイルで炒めて香りが出たクミンシード、マスタードシードをオイルごと上にかける

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有元くるみ(ありもと・くるみ)●料理家、アパレルデザイナー。神奈川の葉山でのカフェ&ショップ経営をへて、現在は高知に在住。旅や食にまつわる文筆活動も行う。
TRANSIT35号「南インド・スリランカ スパイス香る楽園へ」は好評のため、現在は売り切れ中ですが、今後デジタル版になる可能性も......! そのほかのバックナンバーや定期購読は以下よりご注文が可能です。

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お詫びと訂正