Allbirdsと考える未来
サステナブルなものづくりって?【PR】

Info | 2020.12.21

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Photography = 井島健至
 
 サッカーの元ニュージーランド代表のティム・ブラウンさんと、バイオテクノロジーの専門家のジョーイ・ズウィリンジャーさんによって、2016年にサンフランシスコで誕生したファッションブランド〈Allbirds(オールバーズ)〉。俳優で環境活動家のレオナルド・ディカプリオさんが投資したことでも知られ、現在ではECを含め世界42カ国で展開し支持を集めている。主力のフットウェアに、2020年10月には新たにアパレルラインが加入した。"サステナブルであること"に徹底的にこだわったブランドの哲学や、目指す未来像について、マネージャーのハナさんに話をきいた。
 
 
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ハナ・カジムラ/Sustainability Manager
スタンフォード大で環境化学を専攻後、コンサル企業を経て現職。気候変動への取り組みや環境保護活動に情熱を燃やし、サステナビリティに注力したビジネスモデルを構築している。
 
 
─ Allbirdsが誕生した背景を教えてください。
ハナさん(以下同) もともと創業者がスニーカー好きだったのですが、大きなロゴや目立つ色、ケミカルな素材などに疑問をもったのがきっかけでした。地球は気候変動の危機にさらされています。製造メーカーであるならば、責任をもってこの問題に向き合うべきだと考えたのです。製造からお客様が廃棄するまでの過程でかかる環境への負荷、カーボンフットプリント(CFP・詳しくは下部参照)をできるだけ減らせるよう努めています。つまり、サステナブルであることです。それを実現するには、素材選びはとても重要なんです。
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写真左から、創業者のティム・ブラウンさん、ジョーイ・ズウィリンジャーさん、俳優のレオナルド・ディカプリオさん。
 
 
─実際に使っている素材はどんなものでしょうか?
代表的なものは、メリノウール(羊毛)やユーカリの木の繊維、サトウキビなど。天然素材やリサイクル素材を積極的に採用しています。ナイロンやポリエステルなどの合成素材は石油が原料なので、気候変動の原因となる温室効果ガスを大量に排出しますからね。新しく登場したTシャツには、カニの殻を使っているんですよ。臭いのもとになる菌の増殖を防いでくれる優秀な素材です。新たにものを生み出すだけでなく、食べ終わったカニの殻のように、すでに存在しているものを有効活用することも環境負荷を軽減する重要な取り組みだと考えています。こうした素材の開発だけでなく、最近は農業の土壌改良についての研究も始めました。豊かな栄養分をもった土壌では植物生育のスピードが速くなり、より多くの二酸化炭素を吸収できるようになる。どうしたらCFPを減らせるかを考えたら、空気や土に行き着いたというわけです。
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─ Allbirdsは、製品のCFPを表示しているのがユニークです。どうしてそのようにしたのですか?
CFPがはっきり数字になって見えると、自分のCO2削減目標を認識しやすくなりますよね。食品を買うときにパッケージに記載されている栄養分を見てどちらがヘルシーか比べるように、洋服や靴のCFPも当たり前に可視化され、比較できるようになればいいなと思います。CFPが少ない商品は何か、AllbirdsのTシャツと他ブランドのものは環境の観点でどう違うのか、といったようにね。私たちは製品を販売すること以上に、環境のこと、私たちが考えるストーリーを伝えることを大切にしています。CFPの計算方法などたくさんの楽しいビデオを作っているので、HPもぜひ見てみてください。
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─ふだんの買い物や身に着けるものの選択など、意識できることが身近にまだまだありますね。
そうなんです。そして新型コロナ後は、消費者はお金をどこに使うべきか、より慎重に考えるようになったといわれています。だから大前提として、商品としての魅力がなければ選ばれません。ですが実際、素晴らしい商品をつくるにはサステナブルである必要がある。今やそれは最低条件であり、必須要素。個人の意識はもちろん大切だけれど、それ以上に政府や企業、社会が一緒に変化していくことが大切だと思います。だから私たちはこれからもファッションというビジネスを通して、よりよい未来の創造に貢献していきたいと思っています。
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カーボンフットプリントって何だ?

カーボンフットプリントとはCarbon Footprintof Productsの略称(CFP)。製品の原材料調達から、使用され、廃棄されるまでのライフサイクルを通して排出される、メタンなどのあらゆる温室効果ガスの量をCO2に換算したもの。Allbirdsでは製品がどれだけ環境に影響するかを調べるため、すべての商品のCFPを計算している。そして、工夫を凝らしたさまざまな取り組みでカーボンオフセットを行っているのだ。目標は、製品のCFPをゼロにすること。そして、人類が自然を発見したときよりも美しい自然を残していきたいと考えている。


▶︎Allbirdsが考えるプロダクトのライフサイクル

【素材】
糸や織物の生成、着色など。一般的に素材の調達や製造でもっとも多くのCFPを排出するため、素材自体を工夫している。Allbirdsではユーカリ、サトウキビ、再生プラスチック、ヒマシ油などを使用。
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【製造】
低炭素電力網が整備されている地域の工場を優先して選び、価値観を共有するパートナーと協力している。

【輸送】
工場から店舗を経由し、カスタマーに届くまでは、航空輸送よりも海上輸送を優先。包装も最小限にしている。

【使用】
洗濯・乾燥で排出される温室効果ガスもCFPに含まれるからこそ、抗菌素材やドライ素材が重要。

【廃棄】
役目を終えた製品の最終処分でも温室効果ガスは排出されている。こちらも忘れずにカウントしている。



Allbirds 原宿
住所:東京都渋谷区神宮前1-14-34
営業時間:11:00~19:00(不定休)
問合せ:0800-080-4054
URL:allbirds.jp

お詫びと訂正