文学の力で、永遠に新しい文化都市へ
「第3回京都文学賞」
作品&読者選考委員の募集を開始

Info | 2021.05.12

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第3回京都文学賞ポスター。アートワークを令和2年度京都市芸術新人賞受賞者の谷澤紗和子氏、ビジュアルデザインを岩城有香氏が担当した。


1978年10月15日、京都市は文化による世界平和の実現を希求した「世界文化自由都市宣言」を行った。そのなかで、京都は「優れた文化を創造し続ける永久に新しい文化都市でなければならない」と記されている。
そんな文化都市への想いを契機に、2019年に「京都文学賞」は創設された。京都を題材とする未発表の「小説」であればジャンルを問わず募集しており、とくにユニークなのが、一般の人が「読者選考委員」として作品の選考に関わることができることだろう。文学の更なる振興や「文化都市・京都」の発信のほか、新人作家の発掘や育成をコンセプトの一つとし、多くの出版社の協力もあり、受賞作の出版や書店における展開など、受賞後も作家を幅広く支援できる体制の構築を目指している。


第1回一般部門最優秀賞である『羅城門に啼く』(作者 松下隆一氏、『もう森へは行かない』を改題) は新潮社より、優秀賞の『屋根の上のおばあちゃん』(作者 藤田芳康氏、『太秦――恋がたき』を改題) も河出書房新社より、2020年11月に刊行された。第2回一般部門・海外部門最優秀賞の『鴨川ランナー』(作者 グレゴリー・ケズナジャット氏) は、講談社から2021年秋頃に刊行予定だ。


いくつもの作品を世に送り出したこの京都文学賞は、今年3回目を迎える。最終選考委員にはグルメエッセイ『京都ごはん日記』でも京都愛を綴った、京都在住の作家いしいしんじさんや、『にわか〈京都人〉宣言』を著作にもつ文芸評論家の校條剛さんに加え、新たに2008年『切羽へ』で第139回直木賞を受賞した井上荒野さんも就任し、豪華な面々となった。アートワークは谷澤紗和子さん (令和2年度京都市芸術新人賞受賞) 、ビジュアルデザインを岩城有香さんが担当し、華やかなピンク色のアートワークは、これまでにない「京都」をイメージさせ、見る人の想像力を掻き立てる。協力出版社も京都に本社を置く淡交社が加わり16社に増え、さらに盛り上がりをみせている。


「新しい京都」を創造する書き手と、優れた作品を選ぶ読み手と、それを世に送り出す出版社とが共同して「永久に新しい文化都市・京都」を創り上げていく。ちょうど6月21日発売予定のTRANSIT52号も京都特集。多彩な京を映し出すべく、鋭意作成中。常に進化しつづける京都から、目が離せない。



「京都文学賞」概要
>>作品募集
・京都を題材とする未発表の「小説」を募集(ジャンル不問)
・一般部門、中高生部門、海外部門(=外国籍の方。留学生等を想定)
・申込締切:2021年9月13日 (月) 20時まで
・最終選考委員:
いしいしんじさん、井上荒野さん、校條剛さん、読者選考委員の代表ほか
・賞の内容:「一般部門」最優秀作品は100万円と出版化 など
・表彰式:2022年3月(予定)
・応募方法:専用サイトの応募フォームからの申込み又は郵送
*詳しい応募条件は以下よりご確認ください。
https://kyotobungakusyo.com/


>>読者選考委員の募集
・10名程度募集
・申込締切:2021年8月2日 (月) 20時まで
・二次選考は読者選考委員全員が参画
・最終選考は主催者が選定した一部の方が参画
・謝礼あり
・応募方法:専用サイトの応募フォームからの申込み又は郵送
*詳しい応募方法は以下よりご確認ください。
https://kyotobungakusyo.com/


主催:京都文学賞実行委員会(京都市,京都新聞,一般社団法人京都出版文化協会 等)
協力:京都府書店商業組合,文化庁地域文化創生本部,朝日新聞出版,KADOKAWA,河出書房新社,幻冬舎,講談社,光文社,集英社,小学館,祥伝社,新潮社,淡交社,早川書房,PHP研究所,双葉社,文藝春秋,ポプラ社
後援:京都市教育委員会、大学コンソーシアム京都
公式SNS:
〇ツイッター    @kyotobungakusyo
〇フェイスブック  @kyoto.literature.award
〇インスタグラム  kyoto.literature.award
お問い合わせ:
京都文学賞実行委員会事務局(京都新聞COM事業推進局内)
TEL:075-241-6172(平日午前10時~午後5時)
FAX:075-222-2200
メール:keikaku@mb.kyoto-np.co.jp

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