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【52号 小さな京都の物語を旅して】

Info | 2021.06.21

本日、2021年6月21日に「TRANSIT52号 小さな京都の物語を旅して」が発売となりました


歴史も、住まう人も、店も、知れば知るほど奥深い京都。
そんな深淵なる京都の輪郭を掴むための読み物企画が盛り沢山です。
ここではその一部を紹介します。

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「京都のフィロソフィー」
ほかの都道府県と一線を画す"京都らしさ"とはなんなのか?
人物、京言葉、教育、企業、食文化、カルチャー、ツーリズム、未来の8つのキーワードから、京都を京都たらしめるものはなんなのかについて迫りました。


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「人物」という切り口からは、現在の京都をかたちづくった偉人についてまとめました。


古から受け継がれる伝統工芸や、個性的な風習が今なお残る京都。こういった "京都らしさ" は、いつ、誰の手によって生まれ育ったのか。


京都の伝統工芸の礎を築いた渡来人・秦河勝にはじまり、平安京を計画した桓武天皇、京都の日常的な慣習をつくったともいわれる陰陽師・安倍晴明、掟破りの批判精神溢れる禅僧・一休さん、近現代の京都に異国の風を吹かせた岩倉具視などなど。


古墳時代から明治時代まで、文化、政治、経済などさまざまな分野から、今は雲の上から京都を見守っているであろう京都の立役者8人を集めました。

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「京言葉の攻略法」では、都市伝説的な「ぶぶ漬けでもどうどす?=もう帰って」など、京言葉の真意や背景について。『イケズの構造』の著者であり、京都・西陣生まれ、ロンドン在住の入江敦彦さんに教えてもらいました。


「京都人の学びの流儀」では、京都大学の前総長・山極壽一さんに、京大と東大の違いや、住人の1割が学生ともいわれる学園都市ならではの京都市の一面、学校外での学びと教えに溢れた京都市についてインタビュー。


「世界に誇る京都企業大全」では、任天堂、オムロン、村田製作所、京セラ、島津製作所、田中伊雅佛具店、開化堂、はてななど、京都企業を分類しながら、そこに通底する京都式経営術について迫ります。


「カルチャーを嗜む店主座談」では、〈誠光社〉店主の堀部篤史さん、〈出町座〉支配人の田中誠一さん、〈100000t アローントコ〉店主の加地猛さんの3人で、京都で書店、映画館、レコードショップのお店に立つ立場から見た京都について語っていただきました。


読後には、"京都らしさ"にきっと近づいている、はず!


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「京都にふれる、さわる」

「京都にふれる、さわる」では、「おもしろ、楽しく!」をモットーにさまざまな出版物を京都から世に送り出しているミシマ社代表の三島邦弘さんが、京都との距離をさらに縮めるために、身近で憧れの先輩・友人を訪ねました。

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たとえば、三島さんの幼馴染でもある、茶人の千宗屋さん。
伝統的な茶道流派の一つである武者小路千家の、第15代家元後嗣です。


「大人の京都留学というのがあってもいいんじゃないか」と千さんは語ります。
修学旅行で来たときは興味がなかったけど、大人になってから京都の凄みを痛感する。そんな方は多いと思います。
「コロナ禍で外国に出られない時期だからこそ、改めて京都に"留学"し、自国の文化や歴史を知る機会にする、という発想があっていいのでは?」

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「"よそさん"が京都で暮らすには?」

外から来た人が京都で暮らすのは、ハードルが高いと言われることがありますが、それは本当なのでしょうか?


「"よそさん"が京都で暮らすには?」と題した企画では、実際に京都に暮らす4人の"よそさん"、作家のいしいしんじさん、風俗史研究家の井上章一さん、コーヒー焙煎家の金子将浩さん、京都精華大学学長のウスビ・サコさんからお話を聞きました。


たとえばマリ出身で、京都精華大学学長のウスビ・サコさんは、はじめのうちもっとも苦労したのは「京都コード」だと話します。


「そもそも外国人にとって日本語は遠回しに聞こえますが、それをより強めたのが京都。 なにを言いたいのか、本当にわからないんです」


「にぎやかでよろしいなぁ」と笑顔で言われたので、「よろしいでしょう」 と笑顔で答えたが、実は「うるさくてかなわん」という苦情だった......。
そんな経験を重ねたウスビさん。


「何も知らないので教えてください、という低姿勢で臨むこと。地域の伝統文化に関心をもって入っていくと喜ばれます。 そこでコミュニティ内での役割が与えられたときに、町の一員になることができるのです。時間はかかりますよ。私もまだ修行中の身ですから......」

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よそさんが直面するリアルなシチュエーションについても、気になる疑問をまとめました。


「店が常連客ばかりで入りづらい?」
「京都人へのお土産に和菓子はタブー?」
「どんな言葉がNGワード?」


これから京都と深く関わろうとする方はとくに必見!

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「京都郊外学習」

丹後、丹波、洛北、洛西、洛南、山城など、京都の郊外を旅するための歩き方をまとめた企画も。神社仏閣、自然、食、お茶、手仕事など、テーマ別に郊外のおすすめスポットをまとめました。

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「京都迷宮地図」
付録は迷宮のような京都を歩くための地図を。
上ル下ルと通り名で住所表記される京都市内。神社仏閣もさることながら、飲食店や書店など、個性豊かな商店を訪ねるのが京都町歩きの醍醐味です。


本誌に登場した商店や、そのほか是非訪れたい店舗を記したマップを片手に京都観光はいかがでしょうか。


また「個人店主の数珠つなぎリレー」と題し、各地域の個人店が近所の親交があるお店をジャンルレスに紹介している裏面も。


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「TRANSIT52号 小さな京都の物語を旅して」は、日本が世界に誇る「京都」について深く知ることができます。伝統と新しさ、独自の文化が育まれた京都に想いを馳せて、旅してみてはいかがでしょうか。

お詫びと訂正