
TRANSIT26号 永久保存版!「美しきオランダ・ベルギー」 ヨーロッパ最後のファンタジア
発売日:2014年10月 3日
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オランダ、ベルギーにルクセンブルクを加えたベネルクスの国々は、欧州の真ん中に位置し、古くから"大陸の交差点"としてさまざまな人びとが流入してきたので、とりわけ多彩な文化が発展した。今回は6つの取材班が8つのテーマを追いかけて3国をめぐり、多彩な物語を紡ぎだす。
"自由の街"アムステルダム、ベルギーに点在する幻想的な古城、ため息のでるような美しい絵画、読むだけで胃袋が鳴りそうな絶品料理、ファンタジックなルクセンブルクの村、ベルギーのファッション最前線、ベルギー出身の写真家が旅した子ども時代の面影が残る世界、そして、現在と過去が交差する古都ブリュージュ。取材ページ以外にも、小国でありながら、ヨーロッパの"優等生"として、"文化発信地"として、輝きを放つオランダ・ベルギーの両国を深堀り。
第2特集では、「オランダの一生」というタイトルで、"自由の国"に生まれたなら、どんな生活が待っているのか、2人のキャラクターを通して疑似体験。出産、教育、労働、医療などに分けて、オランダ社会の"自由と責任"を考えることで、今の日本社会のあり方に一石を投じる。
その他、美食の国ベルギーは、ビール、美食カード(特別付録)、食紀行の3つの企画で立体的に紹介。さらに、美男美女、映画、奇祭、天才などの多彩な切り口を設け、オランダ、ベルギーのカルチャーの魅力を網羅。
付録では、「オランダ デザイン万博」と謳い、デザインの世界に大きな影響を与えてきたオランダデザインを紹介。建築、グラフィック、家具などのカテゴリーに分けて、彼らが開拓してきた道のりをみていく。
ベネルクス3国の魅力は、よく知られている"ヨーロッパ"とは一味違う面を隠し持っていること。さまざまな文化が流入したことでユニークな文化を形成しながらも、欧州の大国ほどにはスポットライトを浴びてこなかったため、知れば知るほどに新たな驚きと発見が!芸術の秋を彩るにふさわしいオランダ・ベルギー特集がいよいよ扉を開きます!
特集記事
- アムステルダム24時間 オランダ/アムステルダム
【写真:宮本 武/文:加藤直徳(TRANSIT)】 - 幻影美術館 ベルギー(ワロン地方)/ナミュール・ディナン 他
【写真・文:沖真実】 - 絵画をめぐる不思議な冒険 オランダ・ベルギー
【写真:三部正博/文:池尾 優(TRANSIT)】 - 食をめぐるファンタジー ベルギー・オランダ
【写真:在本彌生/文:兵藤育子】 - 表層をぶっ壊せ ベルギー/アントワープ
【写真・文:森山 丈】 - 世界最古の動物園と森に眠る幻想遊園地 ベルギー・オランダ
【写真・文:森山 丈】 - “おとぎの国”に住まう人びと ルクセンブルク
【写真・文:西山 勲】 - 死都にて君を想う
【写真:森山 丈/文:加藤直徳(TRANSIT)】
【第二特集】
- オランダ人の一生
【そのほかの記事】
- ヨーロッパの小国“3兄弟”
- 星たち:小林エリカ
- 美術の時間(基礎と実践)
- “フランダースの犬”の謎
- ベルギービール事始め
- アントワープ6人衆+1
- “メルヘン”の伝道者
- エキセントリック★ベネルクス!
- ベネルクスの天才とその系譜
特別付録
- BOOK in BOOK オランダ デザイン万博
- ベルギー 美食カード
人物
- 大森克己
- 川内倫子
- 椎名 誠
- 小林エリカ
- 岸田 繁(くるり)